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のらくろ石川が西武の開幕連勝を止める

4/10 ZOZOマリン ロ5-2西
視聴方法:現地観戦
ロッテ対西武1回戦ですが、現地で生観戦しました。割と早くから球場に行って、ファンクラブの入会の手続きを済ませました。
また昨日は「パ・リーグTV」がスポンサーの試合で、アプリをDLしているとクジが引け、「参加賞」でクリアファイルをもらいました。それらを球場外周でこなした後、球場入りし、
成田名物(?)のニンニクモツと、焼酎のお湯割りを頂きながらノックから観戦しました。
ノッカーは鳥越。捕手が2塁へ送球する練習の時は打席に入ってリアル感を出すんですが、特徴あるフォームで「誰か」のモノマネをしてました(誰だったんだ!?)
左翼の控えに入っていたネモが最後セカンドの練習もしていたんだけど…まだセカンドをやるつもりなのか!?
一人しかいないポジションがセンターの荻野、サードの大地、セカンドの奨吾(最後ネモが合流)だったので、この辺は「ほぼレギュラー確定」の特権階級かな。
さて、これは何の写真かというと、西武ノック中の秋山です。実は既に外野陣はバックホームを終えてベンチに帰っていたんですが、西武のノッカーがかなりヘタクソで、ショートに取らせる当たりがセンター前に抜けて行っちゃったんですよ…
「誰が取りに行くんだろ?」
と思ってみていると、なんと秋山さんが自ら率先して取りに行ってるじゃないですか!?超一流になっても天狗になっていないことが、この一見をもってしても判りました(彼にはかなり好感を持っております)。
レフトに43歳の松井稼頭央が入っておりましたが、まだまだ返球に力があります。外野手の肩は練習を見る限りでは西武外野陣の方が上そうです。西武はライトの外崎がバックホーム後、セカンドのノックも受けてました。これは試合中も実現しましたが、ノックを受けていたにも関わらず…(笑)
今年から新装なった照明。結構、照明による演出が増えました。チカチカさせてエマージェンシー感を高めさせたり、暗くしたり…
そうそう内が出囃子変えてましたね。長年「ファイナルカウントダウン」を使ってきたていたのに、今年からX JAPANの
「Rusty Nail」!

どれだけケガをすれば貴方を忘れられるだろう~、とケガへのファイナルカウントダウン状態を断ち切るためにも、ここは曲チェンジです。

さて試合についてです。
菅野はノックの時から「返球が正確な子だなぁ」と感心していたのですが、ポジションに就くときにスタンドに投げこむボールを2階席に投げ入れてました。「漲ってるなぁ!」
序盤は明らかに十亀の方が上。3回をパーフェクトですから文句のつけようがありません。対して石川はスピードが上がらず、のらりくらり…横の角度から見ておりましたがカットボール系のボールが昨年以上に増えている印象でした。純正の真っすぐは少なかったんじゃないかな?強力西武打線に対して、コーナーワークでかわそうという魂胆だったんでしょうが、そのせいで四球が増えます。0-2からでもストライクゾーンに投げ込んで「釜茹の刑」にあう五右衛門の姿はそこにはありませんでした。ていうか、五右衛門っていうより、あの髭の形状から「のらくろ」とかの方がいいんじゃね?あ、だからのらりくらりとキャラチェンジ中なのか?…なんて思いながら見ておりました。

今年のロッテで一番変わったところは…
それはボール回しです!
「おおっ、足が使えてるやん!」
これ毎年言ってまいりましたが、ボール回しから士気を高め、フットワークを軽くしていこうという気配が微塵も見えないボール回しにイラついておりましたが、今年のは

をあげたい!藤岡-大地間で何往復もさせるのは、いいですね。かなり足が動いてます。奨吾も昨年までには見られない「ヤル気」がそこにも見れました(ロッテレビで年下の田村にまで今年は変わったことをツッコまれてましたから…)。
そうだ、全部アイツが悪かったんだ
ナバーロ
コイツが入った年からボール回しの倦怠感がいっそう激しくなってましたから(笑)
でもこの変化、なんなんでしょう。鳥越あたりに指摘されたんでしょうか?

  石川が3回以降、四球を出さない投球になってきたあたりから試合が膠着してまいりました。そして5回にアジャがチーム初安打を放つと、1死2塁のチャンスをつかみ、菅野がいい当たりのショートライナーに倒れるも福浦が四球を選び、後ろにつなげました。この福浦の四球で十亀が相当ガックシ来てましたね。それが次の清田のピッチャーゴロの際に考えられない悪送球に繋がってしまったんでしょうか(あるいはボールを緩く投げられない性質の人とか)。ともかくヒット1本で追いついてしまいました。

6回には逆転。こちらは荻野の死球→初球スチール→藤岡犠打→奨吾四球→奨吾2球目スチールから作り出した1死2,3塁のチャンスに4番のアジャが犠牲フライを上げて得点が入りました。捕手森だから走り放題なのか、他の捕手に比べて明らかに2塁ベースへの制球力が悪いと思います。強力打線を組むには森を使いたいところなんでしょうが、こういった部分に目をつむらないとなりませんね。打ち勝つしかないわけで、西武の弱点はこの日の試合のような、ミスの許されない競ったゲームでの「バッテリー」かもしれません。1点目は十亀のイージーミス、2点目は十亀の四死球からの盗塁が原因ですから。それにしても荻野の存在感は大きい。荻野が3塁にいると、(捕手は)セカンドベースには投げにくい。1,3塁でアジャを迎えるケースでは攻撃側はゲッツーが怖い訳ですから、あえて1死3塁を1死1,3塁にしてしまうという作戦もあるかと思います。それを重盗を匂わせる3塁走者の存在で、おいそれと送球させないことによって、ゲッツーを奪えない状況をいちはやく構築出来てしまうんですから。

この勝ち越し点が入った直後のスコアボードが上記写真。1安打で2点奪ってリードしてしまいました(笑)

7回表。ピッチャーが一番やってはいけないことを、石川がしでかします。点をもらった直後の先頭打者への四球。その意識が強すぎたせいか、球数による疲労なのか…3回以降無くなっていた四球をこのタイミングで出してしまいます。しかもすかさず初球に走られました。外崎の脚力も相当なもんです。メヒアには先制打を許し、2打席目には内角へ抜けるようなボールを投げて睨まれているので、かなり分が悪い勝負かと思いましたが、なんとかレフトフライに抑えます。西武はここで栗山というカードを切ってきます(メヒアが8番で、栗山が代打って…ものすごい打線です)。石川はギアを上げて、ここまでの「のらりくらり」モードから全力へシフトチェンジ。真っすぐの力で持って三振を奪いました。次打者秋山のところ、ここで謎に松永にチェンジ(だったら栗山のところからでもよさそうなもんですが…)。三球三振に抑えて乗り切りました。ここがこの試合最大の山場でしたね。

7回以降も西武の「守乱」は収まりそうもありませんでした。浅村が自打球で痛そうにしていると、すぐさまベンチ前で木村がキャッチボールを始めてました「木村は外野だよな…まさかセカンドには就かないよな?」と思っていると、ノックの時のように外崎がライトからセカンドに回り、木村がライトに入ってました。そしていきなりやらかすセカンド外崎!

その他試合を見ていて気になった点など。
西武のベンチ前をよくチェックしていたんですが、十亀は1死無走者の時からキャッチボールを始めてましたね。1死1塁から始める人は普通(ゲッツーですぐさまチェンジになることも多いので)ですが、1死無走者で始める人はなかなかいないと思います。ある程度準備しておかないとマウンドに登れないタイプの投手なんですね。

始球式の時、清田が頭部付近にボールを投げられて逃げてました。「おいおい、そこはヤバいだろ。まさか素人にまで内角攻めされるとは…」と思っていたら、1打席目が清田の悪い形での着払い空振り三振だったので、「絶対あの始球式が影響している」と思いました(笑)
石川が投球練習の時に大暴投してました。あとカーブを緩く投げすぎですね。(本番でも)カーブのキレが落ちているように感じます。キャッチャーが要求しづらい球種になってしまっておりました。石川のカーブは真っすぐ、シンカーを生かすためにも有効な球種だったはずですが。その分そっち方向に曲がるカットボールやスライダーに力点を置いていこうということなのかもしれませんが…。

最後に。福浦の記録は本当に素晴らしい。ヒットなんて、どうでもいいんですよ。試合に出ること(出してもらうこと)がプロは一番大事なことですから。歴代で一番試合出場が多いということは、まぎれもなく「No.1選手」です。
まだまだ書き忘れている部分もあるとは思いますが、今日はこの辺で。

藤岡の守備は見ていても気持ちいいんですが、打撃の方は…
どれだけフライを上げれば、貴方の気は済むのでしょう~

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