【富山での試合】石川対アルバース、投手戦の様相が一変
戦前の予想通り、序盤は石川とアルバースの投げ合い。
ところが3回4回に1点づつ失っていた石川が6回に3点を失い、完全にバファローズペースの試合にしてしまった。
その6回を迎える前まで、マリーンズ打線はアルバースの前に2安打に抑えられ、為す術もない状態だった。18試合連続安打を継続中だった奨吾もストップ。動かしてくるボールが多いかと思ったが、勝負所で結構フォーシームを投げ込んでくる。この辺のボールはガン的には140キロ前後なんだけど、(マリーンズの打者は)ことごとく差し込まれていた。チェンジアップを意識して、どうしても「ためる」意識があることと、アルバースのフォームの方の「ため」も利いているので、ダブルでタイミングが取りにくい。掘り出し物を見つけてきましたね、オリックスさん。”チェンジアップ大国”から来た大砲を下位にも据え付けず、純国産打線で立ち向かっていった。結局アルバースが降板して試合も決まったところで代打に出してたけど、それじゃ1軍に置いておく意味ないでしょ…。
ヒットはそのドミンゲスの1本と、ドミンゲスの代わりに起用されている翔平が「右腕」から打った1本、マルチの藤岡、4番角中の1本で5本に抑えられる。加藤翔平は左打席.348右打席.167で、左腕の時に使うかどうか躊躇うぐらいの差があるが、井口が見込んで左腕の時にも使い続けるのか、翌日以降ドミの方を使っていくのか?
石川は故郷で力が入りすぎたかね。前半飛ばしているのが画面越しにも伝わってきたけど、力を入れた分、中盤以降ボールが高目に浮いてきてしまった…でも、そういう人間臭い五右衛門もいいじゃない。富山アルペンは富山県大会の準決勝決勝でしか使用されないスタジアムらしいので、もしかしたら投げなれていないマウンドだったのかも?(高校時代はまったく無名な存在だったし)
それにしても試合内容以上に寒かったのが、スタンドのお客様の入り具合。3万収容の球場で1万人では空席が目立つ目立つ。ウィークデーのゲームとはいえ、昨年の段階からPRしてこの有様だから、もう千葉から打って出て試合するのやめましょう(笑)ドミンゲスというよりドメスティックスです。
COMMENTS
コメントはまだありません。