渡邉ケイタリング投球
渡邉啓太…ケイタといえばケイタリングって続いてしまうのがロッテファンですよね(アサマケイタリング…)
初回無死満塁になった時は「どうなることか…」と思ったけど、なんとか5回3失点にまとめました。
初めて投球を見た感想ですが、
「オーソドックスなフォームだけど、腕が遅れて出てくるんで打者はタイミングを取りづらいのか?」
と、まず思った。その割にヒット8本も浴びているので、そうでもないのか?とも思ったが、ピッチャーゴロになってもおかしくないような打球が2つはセンター前に抜けていったので、その辺の問題かも。フィールディング(というより投球後の態勢)に難ありな選手かと思えば、3回にT-岡田を併殺打に取った時は解説のコミさんに「(2塁に投げる際)ワンステップ入れる」ことを絶賛されていた。「基本的なことですが、出来てない奴が多いですから」と渡邉が社会人野球の強豪で揉まれてきたことを証明するプレーだと指摘していた。
昨日は緊張もあったのだろう。当初ボールを思うところに操れていない印象もあったが、時折左打者のアウトローのストライクゾーンギリギリをかすって逃げていく軌道のツーシームでカウントを稼いでいた。このボールとカット・スライダー系のボールが主な武器。いかにベース板をかすっていくようなボールを投げきれるかに尽きる投手ではないだろうか。開き直って投げた真っすぐもそれなりに効いてるみたいだから、四球から崩れていくような投球は無さそう。
そういえば、この渡邉に続いて昨年はリリーフで投げていた土肥が先発のチャンスをもらうみたいだけど、こちらはその四球から崩れていくイメージが大きい投手。よく先発の機会を与えたよな…(それだけ人材が枯渇しているのか)いや、投げっぷりはいいと思うけどね。
打線は西の前に7回5安打2点に抑えられる。少ないチャンスからよく2点を取ったとも思えるし、もっとチャンスメイクしないと攻略出来ないんじゃないかとも思えるし…相手のバッテリーミスから、なんとか8回裏には追いつけたけど「これで勝ったらメッケもの」っていうような、ノムさんいうところの「不思議な勝ち」に分類されてしまうような試合内容だったなぁ。
内は大事に使われすぎたのがかえって災いしたのか、登板間隔が空きすぎていることによって試合勘を失っているんじゃなかろうか?タフなポジションだけど、それゆえに「非常勤出勤」が無理な役どころだと思うんだがなぁ…。
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