背水の阿部凌ぐ。大地6本目の三塁打。

6/3 ZOZOマリン ロッテ 7ー5 広島 視聴方法: TwellV 

2日の試合は未見。3日の試合についてのエントリーです。
4回に土肥がKOして、同点に追いつかれたあたりでは試合が壊れそうな雰囲気もあったけど、よく阿部が凌いだ。ど真ん中に入るボールもあったけど、MAX147キロの球速で押し切ることが出来た。最後は菊池のアウトローいっぱいに惚れ惚れするような角度のボールが決まり、とりあえず一難去る。一難去ってまた一難。次に控えるセ最強バッターくさい丸には、初球をいい当たりされるもののファースト正面。これも投じたコースが悪くなかったから野手の正面に飛んだとも言える。(菊池は2打席連続辛い判定での見逃し三振だったので、ちょっと気の毒だった?)

次の回は藤岡の失策も絡んで失点を喫したが、内容自体はそれほど悪くなかった。もう1チャンスもらった感じ。唐川と同期…とにかく後がないと思える投手なので、そのサバイバルの動向からも目が離せない。
打線は6回裏のワンチャンスによくつながった。無死3塁が2死3塁になった時点で「この回もダメか…」と思う雰囲気が漂ってきたが、アジャがセンター前に運び、なんとか1点を返したのが大きかった。あれで「ヨシ、まだまだいける」と選手もファンもそんな気になれたと思う。彼の打撃の傾向として「ホームランが出た途端、不調期に入る」っていうようなものがある気がする。どうしてもチームから期待されるのが「長いの」になってくるし、ポジションを争うドミンゲスがホームランを連発すれば、本人も負けじと力が入ってきてしまうだろうし…そうなると、引っ張り傾向が出てきて、ひっかけたゴロ連発、本来の打球が打てなくなる負のスパイラルに陥る危険性があるんだよなぁ。
交流戦期間まで1軍に生き残っていることがなかったので、この使われ方(代打or指名打者が使える試合のみ先発)で調子を維持するのは難しそうなサイクルに入ってきたと思うが、昨日はよくぞ結果を残した。

鈴木大地が同点のタイムリー三塁打を放ち、この流れに乗って田村、荻野とヒットが続いた。大地は早くも6本目の三塁打。源田に続くリーグ2位で、俊足の選手でもないのに、この三塁打の多さは歴史上見回しても異例(通算本塁打が32で、通算三塁打が36って異常)。11本放ってリーグ三塁打王になった2年目のシーズンのように、フェンスにダイレクト、およびワンバンでぶつけるような打球を量産出来るか?とにかくスリーベースは1点への近道なので、出来るものなら2塁打を3塁打にしたいところだ(この回は先頭の角中もスリーベースだったので1イニング2本のスリーベースも結構珍しい事だったかも?)。

ヒーローインタビューで内取締役が「明日は休みでーす!」と休みが来るのを嬉しそうにしていた。すると続くも南も「明日休んで明後日からまた頑張ります」って言ってた。相当休みが待ち遠しかったのね…このところ中継ぎ陣フル回転だもんなぁ。「涌井ザケンな」ぐらいの意味合いも込められた、休みを渇望する魂の声だったかもしれない(こんなメンタリティーでは今週のロード6連戦も先が思いやられる…)。

COMMENTS

コメントはまだありません。

FacebookでシェアTwitterでシェアTumblrでシェア