序盤からボルシンガーが効率よく点を奪われ、こちらはもらったチャンスを悉く潰し、ワンサイドゲームの様相が漂う。3回表は無死1，2塁のチャンスで大地。0対2というスコアだったので「送りバントもあるな。でも大地なら引っ張れるので打たすか」と思っていたら、手堅く送り。まさかこの段階で「マルチホームラン」と「逆転サヨナラタイムリー」を放つなんて、夢にも思わなかった。選手会長の犠牲バントが全く生きてこない中軸。清田の当たりが止まったままなことと、アジャも死球食らって以降やや下降線。レアードは幾分持ち直しているようにも見えるが、ジョニーによれば「バッティング練習見ていると、結構疲れているなと思いました」という状態らしく、本調子には程遠い感じ。結局3回裏は1死2，3塁で清田セカンドフライ、井上四球、レアードショートライナーで無得点。レアードのショートライナーも飛んだコースは良かったので一瞬抜けるかとも思ったが、バットの先っぽに当たったような、そこまで強烈な打球では無かった。
更にボルシンガーが1点を奪われた後の直後の4回裏も、相手先発清水から3つのフォアボールをもらって2死満塁となるが、ここは大地が凡退…
そもそも2回裏に奨吾・藤岡の連打で作った1死1，2塁のチャンスで岡が併殺打を食らうのが悪い。ん？岡が併殺打、岡が併殺打…
今シーズン4個目だーー
3個目と4個目の間に判定アウト、リクエストの結果セーフとなり、岡の「幻の併殺打」が生まれたが、今回も又リクエスト。今度は判定覆らずで、めでたく4個目の併殺打となりました。井口は岡の併殺打を少なくしてあげるために全力を尽くすんだなぁ…2回裏にリクエスト失敗って、この点でもハンディ負ってました、昨日のゲームは。
これだけの併殺打を記録する奴は皆レギュラー…のはず。シーズン半分近く過ぎて、まだ打席数が3桁に満たない奴が4併殺打も食らう事なんて…あ、上には上がいたぁ～。

今江　74打席71打数　併殺打6個
岡　87打席73打数　併殺打4個

まあタイプが違うので、一概に比較出来ませんが…ちなみに今江は.296と打率も残しており、これだけ打つ奴なら、その「弊害」も許されるところでしょう。
そんな岡クン、チャンスでは併殺打を食らうものの、敗色濃厚、6点差リードされている8回裏2死走者ナシの状況で目の覚めるような特大の一発を放ちます。全マリーンズファンが思いました。
「2回裏の打席で、それ打ってよ～」
今季2号はスラッガーと呼ばれる打者でないと放てない弾道でバックスクリーンに消えてゆきました。まさに
焼け石に水！
あれ？元ファイターズの同僚・谷元から打ったけど、今季1号は…
相手投手・有原
もしかしてファイターズのピッチャーからだと打てるの？あんたもしかして
「紅白戦大将」「キャンプで（は）無双」
だったの！？紅白戦で威力を発揮し、実戦ではモノにならず…こうなったら「恩返し」出来るシチュエーションでだけ岡を使おうぜ！

とまあ、今日はネタで終わりかと思ったら、あんな結末が待っているなんて。まあ中日の9回に投げた3投手が酷すぎました。この、
アン！（田島）
ポン！（マルティネス）
ターン！（ロドリゲス）
あんたがた一体本当の抑えは誰なの？
大地の送りバント、ソロ2発が無駄にはなりませんでした。疫病神岡の併殺打＆焼石に水的な一発が出た段階で「絶対に負ける」と思いましたもん。岡の負のパワーに負けない大地の執念…お見事でした！

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