中日3カリビアン投手リレーに惜敗(?)する月曜の試合を観に行く
昨日はマリンで観戦しました。8回表以外は席について。ちなみにですが、私が今季マリンで観戦した試合ほぼ全部8回に売店に行ってるんですが、その時は大体唐川がマウンド上にいるんですよね…なので唐川のピッチングはナマで見れてない(笑)
中村稔弥の記念すべき初登板となった試合は中日との交流戦になった。ルーキーイヤーの唐川先発の中日との交流戦を見に行ったことをなんとなく思い出した。中村ノリさんに強烈なホームラン打たれて、プロの洗礼を浴びてたっけ。
初回から3回までパーフェクトに抑えていたが、初見の印象は「めちゃくちゃテンポがいいな」。返球受けて、キャッチャーのサインを見るまでの間が短い。序盤は自分のペースに引きずり込んだ。
4回表に突如崩れるのだが、先頭井領のサードゴロっぽい当たりをレアードがジャッグルして内野安打に。ここまでのレアード、2つ三塁ゴロを捌いていたが「(守備が)当たってるなぁ」と思う位、いずれも難しいバウンドを合わせて処理していた。むしろその2つをよく処理したと思えるが、これはダメだった。本当にウマいサードなら全部処理していた可能性も高いが。走者を出したことによって一気に崩れた。テンポのいいピッチャーが陥りがちな、ランナーを初めて背負ったことによる決壊。締めは中村奨悟のセカンドフライ落球でした…。
昨日の風は大体において、こんなカンジ。緩やかな方だと思うが、野手は結構動かされていたから、上空は結構舞っていたのかもしれない。それにしても…今回も1塁はアウトにしているので、記録上は「内野ゴロ」に仕留めた事になっているが、3塁走者はホームインしているため、ピッチャーは「丸損」な自責点。DeNA戦でも記録上はヒットの、でもファン全員が「あれぐらい捕れや~」と思ったプレーに続く「記録上は本人咎められずの」第2弾!
中村稔弥の初回の投球練習が始まると、一斉にタイミングを合わせ始めた恐竜打線の面々。
今後中村が1軍で戦力になるには、もう1つ何かが欲しい。相手を圧倒する決め球も球速も持ち合わせていない感じなので、合わせずらいフォームとテンポでごまかすインチキ系で生きていくにはおとなしすぎる部類だと思うし…もうちょっと強烈なものが欲しいね。
相手左腕ロメロのイニング間キャッチボール。戦況を見つめられる方で投げたい性分(自分が遠くに行く投手は珍しい)の割には、試合も見ずに、かなりイニング間に放っていた。6回でお役御免な球数かと思ったら、7回のマウンドにも上がってきたし、投げたい屋なんだろうね。
序盤の投球を見ているうちに「この投手、右打者の方が強いタイプのピッチャーだろ…」という事が判った。左打者を2人しか置いていない、右打者7人を並べたオーダーを恨めしく思いながら、家に帰ったらまずそこをチェックしようと思う。
対右 .215
対左 .253
やっぱし…。なぜそう思ったのか?このピッチャー、左投手には珍しく3塁側プレートを踏んで投げ込んでくるのだが、踏み出す足の位置が右打者に向かってくるようなところで着地するので、かなりの威圧感をその時点で感じる。ところが球筋が自分から逃げてゆくような軌道なため、踏み込みづらい上にボールが遠く感じる。外目の球にマリーンズの右打者がクルックルッと回ったのは、基本そのためだ。普通左投手はクロスに使いたいから1塁側から投げ込んでくるのが多いんだけどね。もっともロメロは「外に行くと見せかけての内ズバーン」っていうところもしっかり投げ込めるし、真っすぐの速さだけでなく、スライダー、チェンジアップと曲げ球・緩急も使えていたので、これはNPBでも相当やるね。
そんなロメロ相手に、6回までは1安打に抑えられているのに2点取ってるんだからラッキーな面もあった。そして続投しなくてもいいところを続投させて、7回に1点差に追い上げられた。ドラゴンズブルペンが貧弱な事情があるんだろうけど、ロメロも最後踏ん張れるだけのスタミナを有していた。球速は152がMAXだったんだけど、初めて152出したのが、1打席目ホームランを打たれている中村奨吾に対しての2打席目。そして100球を優に超えていたこの回にも計時していた。つまり「力の入れ所」が判っている。これは相当な上玉だってことがすぐに判るよ。張本が「今のアメリカのピッチャーはレベルが低いですから」なんて言って大谷の打棒にイチャモンつけたがるんだけど、そんなことない。ダルビッシュやマーくんが打ち込まれる凄い世界だと思う。そこで実績を残しているピッチャーはやはりNPBでは相当「格上」の存在になる。
身を乗り出して選手を鼓舞する工藤もマリンに還ってきました。1塁ベースコーチでは大きな声でわかりやすく走者に指示を出し、チェンジになるとビシエドのために1塁付近を均してあげてました。マリーンズでは不遇な身の上だったので、「コーチ人生に幸あれ!」と願わずにはいられません。
最終回は岡のツーベースが飛び出し、田村のバントフィルダースョイスで無死1,3塁のチャンスをつかみ、マウンド上には前日のアン・ポン・タントリオの一角マルティネスがいたので「同点必至、逆転確実」な情勢に思えたんだけどね…マルティネスってまだ22歳なんだね!
藤岡のショートゴロでホームを狙った岡があえなくタッチアウト。すると出てくる井口…おいおい、まさか「僕の大事な岡がアウトになりそうだ。助けてあげないと」って、走者・岡の時のリクエスト回数が異様に多いぞ井口!
「ひろみ、よくてよ」
だから、そりゃお蝶夫人。むしろ宗方仁役の井口資仁あらため井口仁。岡ひろみの事が好きだから徹底的にエコ贔屓するエロコーチね。二億四千万の瞳やめて、もう一度「エースを狙え」に出囃子変えようぜ。あと岡がリクエストになった時もコナンやめて、その曲リクエストします。ジャパーン!
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しかし、いずれも150キロ超のカリビアン3人の投手リレーって…エグいな。ジャパーン!
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