荻野の後輩・近本が偉業(?)達成

球宴第2戦は試合後半からテレ朝の中継が終わるまで見ていたのだが、サイクルリーチがかかっていた近本の時に、パ外野陣が前進守備を敷いていた事にドン引き。「相手ベンチがそんな露骨な指示を出すの!?」と思っていたら、これは外野スタンドの阪神ファンがセンターの西川にちょっかい出して、西川がレフトの秋山にも前に出るよう指示したらしい。その頭上を打球は超えていくも、3塁打には厳しいコースだったが、パの連携がワザと乱れて、最後は松田が送球を取り損なったままタッチに行き「アウト!」と叫ぶ役者っぷり。まあ西武の内外野連携は直近のマリーンズ戦でも乱れていて、秋山-源田ラインはその時もやらかしてましたよね(笑)
この一連の「サイクル幇助」が物議を醸しているのだが、「お祭りだからいいじゃない」という意見が大勢を占めているようだ。かつて山本浩二がスリーベースでサイクル達成の時も、掛布がワザとタッチを遅らして「助けた」なんていうことが公式戦でも起こっている。そもそも「サイクルヒット」とか、これを表彰する事自体がナンセンス。まあ安打自体いらないと言ってる俺からしてみれば、当たり前の意見になってしまいますが。

近本は1戦目終了後、関学の先輩、荻野、宮西の両人と焼肉を食べに行ったそうだ!
「彼ならこれぐらいやると思ってました」
と1年目前半戦で旋風を巻き起こした荻野に対して、先にプロ入りしていた宮西が言い放った言葉が未だに忘れられられない。「いや、あの大活躍は誰も予想できないだろ!」って何度もツッコミました。
今年は開幕ベンチスタート。まさか球宴の舞台に宮西、そしてセでかつての自分のようにルーキーイヤーで旋風を巻き越している近本と共に出場している事になるとは…野球の神様も捨てたもんじゃありません。

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