日が暮れるのも早くなってきました。まだまだ昼間の暑さは残っているけど、そこかしこに感じる秋の気配…
逆転優勝を信じるチーム相手に中盤過ぎまで0対0の「投手戦」を演じるものの、6回裏に一気に崩れ、終わってみれば「完敗」なゲームだった。

シェッパーズは今回も謎に好投した。いや謎っていうのは失礼…。
でも四球を5個も出してたし、球数少ないのに6回裏には息切れしてしまうし、なんか微妙な部類に入る好投だった。
四球5個の要因となった長谷川の3四球だけど、記録上は6回の3打席目のみ「敬遠」になっていたけど、4回の第2打席も「実質敬遠」みたいなもんだった。4回裏は先頭の柳田をストレートの四球で歩かし、続く中村の時にスチールを決められ、中村は3-2から見逃し三振に切って取ることには成功した。この判定に中村がかなり不服な様子だったが、あれは完全にボールだっただろう。ここで出たか、
「敷田が卍切りたいだけのストライク」
このオーバーゼスチュア・ナチス審判の判定はいつもおかしいと思う。これが四球になっていたら、1死1，2塁。この回でシェッパーズが崩れていた公算も強かった。
そして1塁が空いたことによって、絶好調の長谷川に対しては敬遠気味に歩かし、続く甲斐を打ち取りピンチを切り抜けた。長谷川に対して、おそらくベンチから「歩かし」の指示が出ていたと思うんだけど、シェッパーズはこの指示に不満だったのか、ストライクかボールになるか判らないようなギリギリのゾーンに投げて、あわよくばストライクを取ろうとしていた。この回が6回裏の伏線になった。

6回裏も同様に先頭柳田に火の出るようなライト前のヒットを浴びると、続く松田はライトライナーに抑えるも、「怒りの」中村にライトオーバーのツーベースを浴び1死2，3塁のピンチを迎えた。ここで長谷川を今度はカウント2-0としたところでベンチが溜らず「申告敬遠」に改めさせた。この後、先程は抑えた甲斐のところで「代打明石」というカードを切られ、2点ツーベースを浴び、結局シェッパーズは「ここまで」となった。ベンチに戻ると、すぐにロッカー方面に消えていったので、おそらくはベンチに相当不満な「感情」が渦巻いていたと思われる。
代わった唐川は「2失策」で自滅し、投手戦があっちいう間に「ワンサイドゲーム」と化した。

ホークスはシェッパーズから点を奪うまで30何イニングかタイムリー欠乏症だったんすね…とてもそんなことを感じさせないぐらい派手に点を取ってるイメージだったけど…やっぱホームランの威力は凄まじいね。
こちらも2安打しか浴びせられなかったので、いずれは負けるゲームだったんだろうけど、それにしても両チームのモチベーションの差を感じざるをえない「秋」な一戦でした。2安打中1安打が福浦の1992本目の安打というのは奇跡。なんとかゴールが見えてきたか？