またしても柳田にホームランを打たれ、重苦しいムードに包まれた空気を一振りで替えた。
やってくれたよ、エディ・マーフィー!
いや、菅野が打席に立つ時に流れてくる、この曲。最初「あれ?これ何の曲だったっけ」って、ズ~ッと気になっていたんですが、
ビハリーヒルズコップのテーマ曲
でしたね!最近では、この曲に合わせて手拍子が打たれるようにもなってきたし、打撃の調子も上げていってもらいたいところです。とにかく自分の状態いかんに関わらず、スイング出来るところは魅力的です。
序盤の相手先発・石川の調子見てたら「これは打てないかも…」と思わせるものがあった。風の影響を全く受けてないばかりか、むしろ風を操っているぐらいに曲げ球をピンポイントで出し入れしてくる。フォアボールこそ多いものの、5回まで、その菅野の本塁打1安打だけに抑えているのだから、ホークス側からしてみても「望外」な部類に入る好投だろう。
マリーンズは6回裏にようやく石川を捉え、追加点を挙げ、なおも無死1,2塁の好機を迎えた。ここで5番の鈴木大地。これまで6犠打を決め、「バントの多い5番打者」の新しい5番像を作り始めていた矢先の痛恨のバント失敗…
いや、このワンプレーで「流れが変わった」ことは確かでしたけど、おそらくチームが勝っていれば、そこまでターゲットにされることもない部分だったと思うんですよ。僕が見に行った1日の試合では大地が連続エラーしでかしてましたけど、あの試合は元々ビハインドで、しかも靖洋が凌いで0点に抑えるイニングになったので、そこまで糾弾されることもありませんでした。しかし昨日の試合では「逆転のきっかけ」を与えてしまったような印象に…。あれも2死満塁になったところで田村に1本出ていれば、こんな試合にはなっていなかったでしょうし、試合展開で印象操作される部分ってあると思うんです。
ここまで6個もの犠打を決めて、打線のつながりに貢献してきた大地を、この1回のバント失敗で責めるのは酷でしょう。バント失敗なら田村の方が散々やらかしてますし(笑)むしろイケイケの流れになっているのに、5番打者にバントさせて「ウチはあと1点は取らないと苦しいんだ」というポーズを見せることの方が、ホークスに対して後ろ向きな戦い方だと思うんですよ。挑戦者なんだから、ここは一塁手の猛チャージを見て、バスターに切り替えたっていいじゃないですか。もっと一気に畳みかけるような攻撃をする選択をしてほしかった。
ホークスは当然のように7回表にビッグイニングを作り、あっさり再逆転されてしまいました。ホークスも後ろは不安なはずなんですよ。7回を投げるのがワンポイントで嘉弥真、1軍での実績がほとんどない二保ですからね。二保が荻野に打たれれば、たまらずモイネロを出してくるぐらいですから(そういえばモイネロ、去年のポストシーズンあたりでは黄緑色のグラブをはめていたと思うんですが、さすがにあれはやめたんですかね?)。もうちっと、こちらもドッシリ構えて戦えれば、このような試合展開にならなかった気もします。いやまあ、これまでの経緯がこういう戦い方にしてしまうんでしょうが…
9回は森を攻めて「一発出れば逆転サヨナラ」という状況を作り出し、荻野のあたりは「あわや」という打球でしたが、風に恵まれませんでした。もっとも菅野のあたりは「風に恵まれた」ホームランでしたから、行ってこいのチャラのような気もしますが…風の影響を受けないギータのような一発を放つバッター一人は欲しいもんです。
でも荻野の最近のスイングは気になっているんですよね。上から叩けていない。アウトサイドを攻められることが多くなって、バットとボールの座標軸がずれているというか、引っ張りの意識でセカンドゴロ…っていう結果が多くなってきたような気がします。
それにしてもホームで迎えたGWの3連戦、表ローテで臨んで3タテ食らうって、どんだけ苦手意識が強いのか…
旧ブログの「エポスはリボ金利手数料ゼロでポイント倍も可能」についてお聞きしたいのですが、どちらからコメントすればよろしいでしょうか。