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まさかのホークス3連戦スウィープ!でも土肥のプロ初勝利はスルリ…

5/20 ZOZOマリン ロッテ 8ー4 ソフトバンク  視聴方法: TwellV 

グラシアル!
いやー素晴らしい、ホークスの拙守(笑)

この3連戦、復調した荻野の「快速」と、ホークスの守りの不味さが目立った3連戦でしたね。
前2戦の流れを受け継いで、プロ初先発・土肥が立ち上がりのピンチを乗り切ると、あとはマリーンズペースの試合に。2回表の高谷のスクイズ失敗で試合の趨勢が決まりました。
松田のツーベースを、上林がなんとか進塁打で3塁に送ったものの、迎えるバッターが最も期待できない高谷。今宮と高谷の打順が逆だったら違った展開になっていたのかもしれませんが、これぞまさに「流れ」です。絶望的打率の高谷をベンチも全く信頼していない証のスクイズ指令。
普通「左対左」でスクイズやってくるか!?
左打者の時はキャッチャーが3塁走者の動きを見やすくなるので、一般的にスクイズは「打撃に期待できない右打者」の時に敢行されるもの。もちろん意表を突いた場面が効果的であるという別の側面を考えれば、最高なシチュエーション。おまけにカウントは2-1となり、ピッチャーはどうしてもストライクが欲しくなったところだったし。ベンチとしては「材料はそろった」というところだったんでしょう。実際に来たボールはど真ん中。これを高谷がバントでフライを打ち上げてくれて一瞬のうちにホークスのチャンスは潰えた。

あとはマリーンズペース。前日同様、8番田村、9番翔平の連打が出た回に「3点」取れた。これも無死の走者を送ろうとして「バント失敗」したおかげでチャンス拡大した分だけ、ビッグイニングにつながった。さらに荻野もバントで送ろうとすると、武田が3塁に走りこむ走者を「目視」した分だけ1塁もオールセーフに。マリーンズ側からすれば下位打線から始まるイニングだから、「1点」を取りに行っているはずなのに(おまけにミスまで犯しているのに)知らず知らずのうちにビッグイニングの流れになっていってしまっている。また荻野のプレーはホークス側からの「リクエスト」を受け、リプレー検証した結果、判定通りセーフになったので武田のショックも倍増したと思われる。変な間が空いて無死満塁での再開だからね…藤岡押し出し、奨吾の2点タイムリーで結局3点取れてしまった。それにしても初回は浅い犠牲フライで帰ってきた荻野が、この奨吾のレフト前でも2塁から一気に生還して序盤のうちに「2得点」を稼ぎ出し、「4-0」というスコアを作り出したことでマリーンズが試合を支配できた。VTRで見ると、(タッチアップの姿勢に入っていた)3塁走者に追いつかん勢いで3塁ベースを回ろうとしていた。第2リードやスタート、打球判断が揃わないと、ホームには還ってこれないと思う走塁。ただの俊足ではないことを証明するプレーでもあった。

5回の追加点も1死後、荻野が安打で出塁したことで入ったようなもの。ピッチャーは走者にも気を使わないとならなくなるし、どうしても真っすぐ中心にならざるをえない事情を抱えるので、畢竟甘いボールが来やすくなるし、打者側は狙い球が絞りやすくなる。
彼の出塁率が上がることによって、こんなにも攻撃が違ってくるのかと、あらためて思い知らされる3連戦にもなった。

先発の土肥は初回のピンチを切り抜けると、心配されたフォアボールも2個にとどめ、よく投げてくれた。5回表も2死まで迎えたが、「一発出れば同点」という場面でデスパイネ、グラシアルと続くので、ベンチも「プロ初勝利の権利へあと1人」というところでスパッと諦めた。
降板後のコメントでは潔く自分の力不足を認め、「チームが勝ったのでいい」といった優等生的発言をしていたらしい土肥。でも本音はどうだったのか…
「僕は名球会に入られた方に「4回2/3で降板を命じられたら、どんな気持ちになるのか」っていう質問を複数の人にしたことがあるんですが、誰一人「チームが勝てばいい」なんていう人はいませんでした。「俺だったらベンチ裏で暴れる」と皆さん言っておられましたよ(笑)」
だから薪をくべるな暴君!!

 

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