チームは3連敗で最悪な流れ。こういう試合で先制出来、7回まで先発投手がソロホームランの1本に抑えることが出来れば、なんとかなる。連敗脱出するための見本のような試合が出来た。
相手投手が1軍2試合目の先発だった点にも救われたが、制球を乱しがちな投手相手をじっくりと攻めて2回までに3点先制出来た。ピッチャー代えないと死んじゃう病のラミちゃんが早くも2回途中からリリーフを使ってきたため、怪しい雲行きにもなっていき、5回にソトに一発を浴びた時は「やっぱり今日も最後は…」と不安な気持ちにもなっていく。
そこを種市がまさに「力投」で凌ぎ切った。5回先頭のソトに一発を浴び、6回2死満塁でそのソトに回ってくる「巡り」。これは流れ的には最悪に近いものだったにも関わらず、種市は力技で切り抜けた。100球超えているのにMAXの151を記録するスタミナ。そしてそれを見せた後の強烈な縦スラ…3試合連発で気を良くし打ち気に逸るソトを力で牛耳った。筒香に対しても3三振を奪うなど、相手が不調であることを差っ引いても「内容のある」7回1失点HQS投球だった。
5回裏、オリックスから移籍してきた赤間に代わってマウンドに上がったのは藤岡だった。「おお、まだ頑張っているのか!」てっきりもう去っていたのかと思った投手が元気な姿をマリンに見せた。彼が5回6回マリーンズ打線をピシャリと抑えたことも「いやな流れ」になっていた要因でもある。連敗中でもあり、ゲームの流れ的にも「負」の方向に向いているはずなのに、種市は乗り切った。これはもうエースの称号が近づいている証拠だ。初回153キロ連発で飛ばすのに2回以降メッタ打ちに遭うヒゲ男とは対照的だ。あまりにも対照的すぎる!
昨日も千葉テレビで見ていたのだが、解説がおなじみのクラさんと林昌範だった。市船出身だけどプロでは千葉とは縁遠かった林が、まさかのチバテレゲスト解説で凱旋…なんでも今夏の高校野球千葉大会のダイジェスト番組のメインキャスターを務めるらしい!初戦もヤッターマンとクラさんのW解説だったし、千葉テレビもかなり頑張ってるよなぁ。清(中畑ね)はブランドンの逸話なんかも話してくれたし、この交流戦ロッテ横浜戦の解説者としては適任だった。それにしてもブランドンは連敗中いい仕事してくれたよなぁ。連敗中も最後追い上げられて「あと一歩」までにじり寄れる試合が出来たのは彼のおかげだった部分もあったし、3連敗で止められたのも、(巡り巡って)そういうところが効いているのかもしれない。あちらの藤岡、こちらのブランドン、ジャーニーマンが試合の流れ、チームの流れを変えるために奮闘する、苦労人マニア的にもたまらない3連戦でした。
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そういや連敗中、岡があわや「4併殺打」目を記録しそうになってたよな。リクエストで救われたけど…俊足岡の併殺打数も密かに注目です!併殺打÷打数の「併殺打率」で弄っていきたいと思います!
よもや岡!(笑)
mansengo氏にピタリとロック・オンされちまいましたなぁ(^_^;)
規定未満でシーズン二桁盗塁&二桁併殺という快挙を達成した猛者は今迄に存在するんですかねー⁉︎