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アジャ、スタメン落ちの日に限って…

昨日も中国放送(ラジオ)でカープ対マリーンズ戦をチェック。ラジオは自分の目で見る事が出来ないメディアなので、そこで話してくれている人に頼るしかないものだ。基本、広島の、広島ファンのためのメディアなので、完全カープ視点です(笑)でも普段見る事がない選手の詳細情報を伝えたりしてくれるので、別の角度から野球を知るツールにもなりうるとも思う。
昨日の試合の解説は山崎…りゅーーぞう!隆造でいいんだよね?一時「立翔」なんて名前で登録していたから。ロッテで長年コーチをつとめていた高橋慶彦と現役時代1,2番コンビを組んでいた人だ。対極にあるような二野球選手だった。慶彦と隆造。派手と地味。野生と理性。個人プレーとチームプレー。結局、対極にある野球選手が同じチームに所属すると、一方はチームを去る事を余儀なくされる。勿論前者のタイプがそうで、後者が長く指導者としてチームの重鎮になってゆく。江夏と田淵?両方出されてるやんけ!いやいや両方ともデーハーでしょ。

山崎の出身校は「崇徳高校」である。数年前、軟式で「延長50回の死闘」を中京大中京と演じた学校としてご存知の方も多いと思うが、実は硬式も強い時代があって、山崎の代は選抜で優勝している。そして最近の野球選手でもこの学校出身の選手がいる。そうアジャこと井上晴哉だ。山崎さんが解説の時に限ってスタメン落ちするんだから、もう…。前日スタメン落ちしていたのに論功行賞でか、アジャの調子自体が落ちていることが原因か、清田がスタメン入りして、アジャはその清田の代打として8回に登場した。アナウンサーもご当地選手ということで出身校を紹介。そして大先輩である山崎氏に話を振る。
「井上も、井口監督が我慢強く使ってくれたから花開きました」
と、後輩の話なのに、自分の事のように謙虚なコメントでした(笑)

試合はそのアジャを必要とすることもなく(?)マリーンズ打線各打者に一発が飛び出し、セで防御率1位を争う大瀬良をKOした。この日の大瀬良はどこかヨソイキなピッチングだったようで、右打者の内側を攻めきれていなかった為、外の甘いボールに踏み込まれて打たれたホームランが大半だったようだ。それにしてもレアードは別にして、奨吾、荻野、田村と「伏兵」までもが一発を放つなんて…好投手が毎度好投出来る原因は紙一重だという事をあらためて感じさせた。
4回裏、2点をリードされていたカープが、そこまでパーフェクトに抑えられていた岩下から初めて走者を送りこみ、4番鈴木誠也の当たりがライト頭上を襲ったが、スタンドまでは届かなった。どういう打球かラジオ越にしかわからないが、その時も「紙一重でしたね」と慰め合う中国放送ゴンドラ。そんな紙一重の連続が大きな差となって、最後に優勝するチームと、ドベになるチームが決まるのですね。
とにもかくにもカープの低調に助けられての交流戦初のカード勝ち越しが決定。今日の床田も調子を落としている投手で「最後通告」までされているようなので、3タテあるかも!?

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