昨日の試合は8回より中国放送で「聴取」。解説は天谷宗一郎だった。やはり最近引退した選手だけに「前世代」の人達より、いい解説をする。9回表2死から藤岡のこの日4本目となるヒットが出て追いついたが、その前に三振に倒れた井上のバッティングに関して「ちょっと振り回しすぎてしまいました。もうちょっと犠牲フライでもいいといった気持ちでチームバッティングに徹してくれれば、マリーンズの4番打者として信頼を勝ち得られるんじゃないでしょうか」と、状況に応じた打撃をすることこそがチームの中心打者という見解を示した。落合が緩めの内野ゴロを打つ練習を黙々としているのを見て、村田兆治が「なんのためにそんなことをしているんだ」と問いかけると、「1死3塁の状況で走者を返す練習です」と答えた話を思い出した。
そうかと思えばブランドンが制球を乱して、すぐに二遊間がマウンドに駆け寄った姿勢を高く評価し、「いいチームだと思います」と、外国人投手に声をかけにいく選手がいるところからチーム状況を推し測っていた。琴線に響きまくる解説だった。
相手の田中も635試合連続フルイニング出場が途切れるゲームになったけど、やはり9回ピンチの守備では冷静な守りを見せた。1塁送球前の3塁走者の目視に関して言及したもので「こういうところを小園君は勉強してほしいですね」と、その田中から出場機会を奪ったゴールデンルーキーに期待を寄せていた。それにしても635って、とてつもない数字ですね。アニキの記録で霞んでしまうけど、その前に記録を持っていた三宅秀史の700に迫るもんだし、あの鉄人衣笠でも678だったんだから。
最後はアナウンサーの絶叫で、どんな形でサヨナラになったのかラジオでは全く判らなかったが、あらためて報道ステーションのダイジェストで映像確認すると、ポトリとレフト前に落ちた打球だったんですね。てっきり大地の判断ミスでもあったのかと勘繰っちゃいました。大地も開幕戦で連続試合出場が止まるという屈辱のシーズンだったはずなのに、腐ることなく、結局チームの中心選手の座に舞い戻り、いまやスタメンから外すのは考えづらい活躍ぶりです。どんな状況でもベンチから声出してる奴、投手がマウンド上で苦境に陥っていたら駆け寄れる奴…やっぱり野球はチームプレーなんだと、改めて感じた次第です。
1票!記事が面白いと思ったら1票投じ下さい(マリーンズのブログランキングに飛びます)
さて今日からのヤクルトとの交流戦ラストカードですが、楽天TVパ・リーグスペシャルは勿論の事、DAZNでも見れないし、ラジオ中継もなさそうだし、完全に詰んだと思っておりましたが、一つだけ手がありました。
FODプレミアム
…フジテレビ系の映像配信サイトで神宮のスワローズ主催試合のライブ実況を配信しているようです!フジテレビ(8ch)だけに月額888円の利用料金がかかってしまいますが、まだFODプレミアムを利用したことが無く、amazonアカウントで登録した人のみ初月(30日間)無料になるようです!30日以内に解約すれば、月額料金は一切かかりません。今日からの3試合だけ見る用途にはうってつけです。
昔のフジテレビの人気ドラマやバラエティ番組も網羅しております。他に人気雑誌の読み放題サービスなんかもあって、今週の「週刊ベースボール」はこちらで読みました(笑)
コメントはこちらから