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角中相変わらずの「嫌らしさ」で勝利に貢献

7/5 ZOZOマリン ロッテ 4ー2西武  視聴方法:RakutenTV パ・リーグSpecial 

昨日の試合は8回まで投げた二木や、最後に2点タイムリーが放ったアジャが「表のヒーロー」であるなら、間違いなく「裏のヒーロー」は角中だった。3四球1安打で全打席出塁と持ち味発揮。
.215
と本人からしてみれば「寂しい」としか思えない打率しか残せていない今季だが、出塁率は
.340
で、しっかり3回に1回以上のペースで出塁してくれている。
2回2死、今井から初の出塁を奪ったのも角中。しかも9球と、たっぷり球数を消費させてのボディブロー付き。
そして5回自身復帰後初となる安打をセンター前へ返した。これはシーズン序盤に私が指摘していた「角中シフトを敷かれているのでショートに取られるZONE」に飛んだゴロだったので、一瞬、名手源田に処理されるかとも思ったが、この時は意外と(ショートが)センターライン方向に寄ってなく、フツーに抜けていった。復帰後、他チームが打席に角中を迎えた時、ショートをどの辺に守らせるのか引き続き注視していこう。

そして3打席目は6回裏2死1,2塁という状況で迎えたんだが、「あ、これは80%近く四球になるな」と予感出来る場面であった。今井としては味方に先制点を取ってもらった回だけに是が非でも0に抑えたい場面。たとえ1,2塁が満塁になっても結果0なら問題ナシだ。そうなると、この日手こずっている角中とはまともに勝負してこないだろう。結局角中四球、さらにはアジャにも続けて四球を与えてしまい、押し出しで同点となる。
8回栗山に不用意に真ん中に入るスライダーを出し抜けに投げたら、モノの見事に成敗された二木。せっかくの好投が又水泡に帰すのか…と思ったら、その裏角中・アジャコンビの活躍でしっかり勝利投手の権利を手に入れる。
まず8回裏、今井がそのままマウンドに上がった事自体に驚かされた。むしろ6回裏のアジャに押し出しを与えた後に、田村を全力で打ち取って同点止まりに抑えた時点で既に101球、普通のチームならこの時点で「ご苦労さん」である。しかし7回も続投。これは功を奏すが、8回に栗山の勝ち越し弾が出て、今井の好投が報われる状況になったら、ここまで114球投げている訳だし普通は交代でしょう。ライオンズのチーム事情なのか、8回頭から任せられる信頼置けるセットアッパーが確立されていないのでしょうな…結局この日は使いたくなかったであろう平井を投入せざるをえないくらい、ブルペンがボロボロであることを露呈していた(使いたいなら8回頭から平井を出せばいいのだから…)。
ここまで2四球1安打で、明らかに今井が苦しんでいる角中を迎えたところで、ようやく辻監督が重い腰を上げるのだが、そこで投入された武隈が今季の不調そのままに角中にストレートの四球を与える。「あなたは何をしに出てきたの?」という人になってしまっていた。そもそも武隈は回転のいい真っすぐとチェンジアップが武器の投手で、対左のワンポイント向きじゃない。西武投手陣の迷走ぶりが如実に表れた8回裏だった。
その迷走に乗じて3点をGETして逆転勝利をモノにしたマリーンズ、ほぼ「現状のベストメンバー」と思える選手がスタメンに揃い、後半戦に向けて手ごたえを感じる1戦にもなった。あくまでも「2位3位」が見えてきた程度ですが…。

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