今年から現金が一切使えなくなった仙台・楽天生命パーク宮城。マリンやメットライフドームのように「電子マネーが使えているから自分は大丈夫だろう」と思った方は危険かもしれませんよ。楽天生命パークで使える唯一の電子マネーはマリンでは使えない「楽天Edy」ですから！交通機関の移動にも使えて万能と思われがちな「Suica」も使えません。
もっともSuicaは導入の方向性のようですが…先日、楽天ペイがSuicaと提携するというNewsがありました。2020年春頃より楽天ペイ上からSuicaが作成でき、チャージ出来るようになります。通常、楽天カードからSuicaへチャージしてもポイントが付かないのですが、楽天ペイ上からチャージしたら付与される予定だとか…また、ゆくゆくは楽天ポイントでもSuicaにチャージ出来るようにする予定もあるそうです！
とにかく、2019年夏現在において、楽天生命パーク宮城で使える「キャッシュレス」手段は、
・クレジットカード
・楽天Edy
・楽天ペイ
・楽天ポイント（楽天ポイントカード）
この4種類のみです。クレジットカードのみ「非楽天系」でも使えるので、楽天のサービスを全く使われていない方はクレジットカードを持っていきましょう。クレジットカードをお持ちでない方は、球場でEdyを作ることも可能です。「楽天キャッシュレスデスク」が球場外周にありますので、そこで購入しましょう。球場内で購入出来るEdyは「Edy-楽天ポイントカード」なので、Edy利用で楽天ポイントが貯まり、スタジアムでは「楽天ポイントカード提示でポイント付与、Edy利用でもポイント付与」と、楽天ポイントの二重取りが可能になります。まあ、ここに楽天カードを紐づけてチャージすると、クレジットカードのポイントも付いて三重取りも可能になるんですが、この話は置いておきましょう。
また、スマホをお持ちの方は「楽天Edy」「楽天ペイ」「楽天ポイントカード」のアプリを無料DL出来ますので、そちらを使う手もあります。但し、楽天のアカウントが無い方はポイントが貯まっている状態でないとポイントカードでは支払えませんので、「楽天Edy」か「楽天ペイ」をスマホに入れましょう。「楽天Edy」は球場内や外周のチャージ機で現金チャージも出来ますので、こちらが一番ハードルが低いと思います。「楽天ペイ」はクレジットカードを持っていれば、それを紐づけて、クレジットのように払えます。ただJCBやAMEXブランドのカードは楽天カード以外設定出来ない等の落とし穴も、いろいろとあります。

Edyチャージ機は、球場内と外の至る所に設置されてあります。特筆すべきは小銭チャージ機能があるEdyチャージ機が何台か用意されていることです！基本Edyは1,000円単位でしかチャージ出来ないんですが、このスタジアムに来ると「1円単位」でチャージ出来てしまいます。上の写真の左側にEdyを置き、右の小さな穴が沢山あるところにコインを置くと、（緩やかな坂になっているので）右から左に落ちてコインが機内に吸い込まれ、その金額分Edyにチャージ出来ます。

この角度から見ると、坂になっていることが判るでしょう。この部分から小銭が吸い込まれていきます（笑）あとは画面に従っていくだけでチャージ完了します。非常に簡単です。楽天生命パークでは中学生以下のお子さんに向けては無料でEdyカードをプレゼントしているので、お子さんをお持ちの方はEdyがいいと思います。いろいろなデザインのカードも用意されております。

ちなみにEdy-楽天ポイントカードを入手しようとすると、楽天生命パーク宮城でも高校生以上の方は300円かかってしまうんですが、東京都と沖縄県のファミリーマートだけ、上のような「3,000円分のEdyバリュー付」のEdy-楽天ポイントカードが販売されております。これを3000円で買えば、3000円チャージする権利と共に、Edy-楽天ポイントカードがタダで入手出来てしまいます。ただ、既にチャージされた状態で売っているのではなく、買った人が自分の楽天IDに紐付け、3,000円分をセルフでこのカードにチャージする必要性があるので、そこはお気をつけ下さい（裏面に詳しくやり方は書いてあります）。
「これから仙台に乗り込むぜ」
という方は、東京駅の周りにもファミマがありますので、そこで調達下さい。
なお千葉県内のファミマでは販売されておりません。たとえ市川や浦安でも売ってません（笑）

楽天カードを作ると「Edy」「楽天ポイントカード」機能も搭載されているので、いっその事こちらを作ってしまうという手もあります。年会費無料で入会時にもポイントがもらえますし、Edy500円分も付いてきます！
楽天ペイも楽天カードを設定することによるメリットが大きいので、ペイを使っていこうとする人にもオススメです。

これは昨年コボスタ（現楽天生命パーク宮城）に来た際に、ビールの売り子さんから「楽天ペイ」でビールを買った時に承諾を得て撮った写真です。昨年はこの球場で楽天ペイを使おうと思ったらビールの売り子さんから買う位しか手段が無かったのですが、今年から全売店でも使えるようになっておりました。

ポイントカードも使えるので、ビールを買うなら売店がオススメになります。「ポイントカード提示＋Edy払い」「ポイントカード提示＋楽天ペイ」で楽天ポイントの二重取り、三重取りが出来てしまうからです。売り子さんではEdyや楽天ペイで払えても、ポイントカード分のポイントを取り逃がしてしまう事になります（無論、試合が見れなくなる時間のロスを重視する方は売り子さんから購入しましょう）。

これは楽天生命パーク内の売店で楽天ペイを使って支払った時のスマホ画面ですが、ポイントカードを別途提示することによって「楽天ポイントカード分のポイント（1％）」と「楽天ペイ分のポイント（0.5％）」に加え、楽天ペイに紐づけたクレジットカードのポイントも付きます。楽天カードなら1％ですので、合計2.5％分の楽天ポイントがこの「三重取り」で貯まることになります。なお現在、楽天生命パーク宮城では、
【4/12(金)からドリンク全品100円OFF】楽天生命パーク宮城では、楽天ペイでのお支払いが断然お得!【キャッシュレス】｜東北楽天ゴールデンイーグルス
このようなキャンペーンがシーズン中ずっと開催されておりますので、楽天カード設定済みの楽天ペイで支払うと
・ドリンク全品100円OFF
・通常2.5％のポイント→　5％
になります！
「楽天ペイ」では「楽天ポイント」を使った支払いも可能です。私も全額ポイント払いで支払っております。ポイントが貯まっている方はポイントで支払っても、更に「楽天ポイントカード提示のポイント」と「楽天ペイ利用分のポイント」が貯まります。ポイント使ってもポイントが更に貯まるところが楽天ポイント最大の魅力です。ポイントカードを提示してポイントを利用することも勿論可能ですが、その場合はポイントカード提示のポイントしか貯まりません。楽天ペイ経由でポイント利用すれば、ペイ利用分のポイントも更に貯まる訳です。

この日は「ビール半額」だったので、700円のビールが350円になりました！球団発表のビール半額デーでは無かったと思うのですが、こういった企画を随時行っているのでしょうか？非常にラッキーでした。
売り子さんの帽子の横に小旗がさされてあるのですが、昨年までは「Edy使えます」といった旗だったと思うのですが、今年から「現金は使えません」に変わっておりました。とにかく至る所で現金が使えない旨の記載を見かけました。困ったらキャッシレスデスクもあるので、そちらで質問してみましょう。

Edyが万能選手ですかね。ご覧のような貸ロッカーもEdyだけ使える仕様でした。駅なんかでもSuicaが使える貸ロッカーがありますよね。

球場内で見かけた「お釣りが出るEdyチャージ機」。これは任意の額をEdyに入れるための機械ではなく、
「1万円札しか持っていないけど、1万円もEdyにチャージしたくないなぁ…」
という人向けの機械でした。例えば3000円チャージしたいけど、財布には1万円札1枚と1000円札が2枚までしかない場合に、1万円投入して3000円分だけチャージして、7000円のお釣りをもらう、といった事が出来るチャージ機です。コイツが存在しているためか、他のEdyチャージ機には
「お釣りは出ません」
といった記載がご丁寧にもされてありました。1万円投入して3251円だけチャージして、残りはお釣りをもらう…といった小銭絡みのお釣りは出ないので注意が必要です。そういったマニアックな使い方をしたい場合は、この「お釣りが出るチャージ機」と、前述の「小銭チャージ機」を組み合わせることによって可能ですね。Edyの残額を0にしたい場合、楽天生命パーク宮城に行って売店と、売店で使う額をこの2つのチャージ機できっちり 調整してチャージすることによって、それも可能になるという事です。

楽天生命パーク宮城は楽天絡みのキャッシュレス天国でした。
ZOZOマリンスタジアムも8月6日から売り子さんからの購入と一部ワゴンで「J-Coin Pay」が使えるようになりましたが、これぐらい（楽天生命パーク宮城ぐらい）徹底的にやらないと普及しないでしょうね…2007年に試験導入されて撤退した「PayPass」（現MaserCardコンタクトレス）の二の舞に…

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