旅行に行っており、中4日空けてしまいました。ここより又ネジを巻きなおして頑張っていきたいと思いますので、お付き合いの程よろしくお願い申し上げます。
さて昨日の試合はホークス戦12Rの3ラウンド目の1試合だったわけだが、タイプが似ていると思われる両先発投手が風に苦労しながらも明暗を分けた形となった。
シェッパーズと松本裕樹。「同系」と言うと違和感を感じられる方も多くいらっしゃると思うが、ともに入団時は「剛腕」が注目された右腕だったけど、蓋を開けてみると「多彩な変化球」を操るタイプで、意外と真っすぐは「それほどでもない」という…いやキロ表示は結構出ているんだけど、割と簡単にバットに当てられるというか…
特に両投手ともにツーシームが投球の軸になってくる「動かす」系なんだが、昨日のマリンの風は、主に左打者に対して投じるべきこのボールの制御具合によって結果が変わってきた。松本はストライクを取るのに苦慮した結果、球数が多くなり、結局3回で「82球」を数え降板した。強風の洗礼を浴びる、ほろ苦い「マリン初登板」となった。
両軍の2番手・中田、唐川も「本来先発のはずなのに中継ぎ降格」している点では似ているかも?こちらも2回7失点と2回無失点で明暗が分かれた。
試合は終始マリーンズペースで流れたが、5回表に2点返され、8-3になったあたりでは「まだまだ判らないな」という雰囲気になった。しかも2死満塁、「一発出れば、たまちまち1点差」の状況で打者松田を迎えたわけだから。レフトへいい当たりをされるも、角中がスライディングキャッチで好捕して、この回を2点で止めた。これが大きかった。
5回裏に平沢の3ランが出た後の6回表、代わった唐川がピリッとしないピッチングをしたが、相手の拙い走塁なども飛び出し、唐川は0点で凌げた(3安打浴び、そのうち1本はツーベースなのに0点なのだから…)。シェッパーズ、唐川共に、バックの好守備、風、試合展開、相手の拙攻などに助けられて、それぞれ「来日初勝利」「2イニング無失点」の結果を得られ、なんとか及第点をもらったという形となった。
先発した福浦もなんとか1本出したが、1打席目の3-0からの4球目の135キロど真ん中真っすぐ見逃しとか、8回最終打席の1-1からの真っすぐ見逃しとか、何度
「打てよ…」
と思う場面があったことか。カウントを悪くした投手がストライクを取りに来るド甘いボールに手が出ていかなかった。これで最終的に今季2,000に到達しなかったら、悔やんでも悔やみきれない。
この強風で各投手制球を乱していたので、ついついウェイティングしてしまうんだろうけど。
「自分の2,000本よりチームの勝利」
と常々言ってる福浦だけど、今は
「チームの勝利より自分の2,000本」
を重視してくれ。今更目先の1勝なんて、要らないんだから。自分が2,000本を達成することこそが「チームのため」なんだから。そういえば「福gihiメーター」の対象の新井さんが引退表明しましたね…ヒット最重視だけど、「どこかで犠牲フライ」でも可。
とりあえずホークス12Rは「2勝1敗」と勝ち越し。
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