千葉キャッシュレス・マリン26

千葉ロッテ/千葉ローカル/LCC/キャッシュレス・電子マネー・ポイント

PICK UP

More

清田満塁弾で2年ぶり登板の佐々木を援護

7/9 ZOZOマリン ロッテ 6ー1 日本ハム  視聴方法:RakutenTV パ・リーグSpecial 

昨日の試合は6回頃より視聴。既に6対0で勝っている状況。
久々登板の佐々木のボールを見たが、真っすぐは殆ど130キロ台で、スライダー、シンカーを散りばめて打ち取る「軟投派」で生きていく決意をしたかのような投球に映った。が、ボールは高いし、意識してそのコースに投げているとも思えないボールも多く、実際のところ昨日なぜ抑えられたのかは謎。強いて言えば四球も出さず、テンポよく投げていたところかなぁ…6点のリードが心強かったことは間違いない。ファイターズ打線も「打つしかない」状況になり、組織的攻撃も殆ど受けなかったことも幸いした。清田のグランドスラムがとにかく大きい試合だった。

ほぼ大勢が決した状態から見出したので、勝負の趨勢とは別の部分で気になる点を追いかけだす。打撃低迷で9番を打たされている清宮なんだが、彼の野球センスを感じる部分が結構あった。7回裏2死2塁、ファイターズはもう1点も与えられないため、当然の外野前進守備隊形を引いていたのだが、そこへ清田のライトへの痛烈なライナー性のヒットが飛んだ。ライト近藤が猛然と突っ込んできてバックホームしようとするのだが、この時清宮が1塁ベースへ走り出していたのである。普通はカットマンとしての役割を求められる場面だが、これだけ猛然と(前進守備から更に)前進してくるとその必要性が無くなるケースが多くなるが、それ以上に近藤が万が一1塁へ放ってくることも念頭に置いた動きを見せていたと思われる。実際リプレーで近藤が捕球した段階での清田の走っている位置を確認してみると「ライトゴロ」が狙えそうなタイミングでは、あった。さすがに現在のプロ野球で、バッターがピッチャーでもない限りライトゴロが出現することはないか?近年その記憶が全くないのだが、確かに昨日のはそのチャンスだった。清宮がホーム返球への自分の必要度と万が一近藤からの1塁送球があることをはかりかけて、ベースカバーに入ったのであれば状況判断がすごく鋭い選手ということになる。更に続く角中の一二塁間へのファーストゴロを処理すると、1塁へ送球することなく、2塁でフォースアウトを取った。ベースカバーに入ってるであろう1塁へ投げるのと、2塁へ投げるのと、ここも若干判断が怪しくなる場面ではあったが、自分の捕球体勢から迷うことなく2塁で3アウト目を取った。あまり守っていないファーストを任されて、打撃不振で守ってる最中もつい打撃のことが頭をよぎりそうな高卒2年目の選手が、これだけ的確な判断が出来るという事は、やはり野球有名校で基本を徹敵的に叩きこまれてきているか、相当守備練習をこなしてきているからだろう。

反面6対1で勝ったから不問…という訳にはならないのが、6回裏の1死3塁での荻野のサードライナーゲッツー問題。走者藤岡はライナーバックの基本を忘れたかのようにホームへ突っ込んでいた。解説の立川も指摘していたが、「ギャンブルスタート」(バットに当たった瞬間GO)のサインが出ていたら無問題。でも5点差で勝っていて、そんなサインを出すだろうか?おそらく、タイミング的には急ぎ3塁へ戻ってもアウトだったと思う。これヘタしたらアウトカウントミスだったんじゃないかと思う位、藤岡は振り返りもせずにホームへ一直線に向かっていっていたからね…僅差の試合だったら致命的になるようなミス。いや、こういうのが続くようだと、とても「快勝」気分に浸ることは出来ない。

1票!記事が面白いと思ったら1票投じ下さい(マリーンズのブログランキングに飛びます)

コメントはこちらから

*
*
* (公開されません)

Return Top