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8回石川かよっ!?

7/15 メットライフドーム ロッテ 6ー5西武  視聴方法:RakutenTV パ・リーグSpecial 

4対4のまま推移したゲームは、6回裏に岩下が金子に勝ち越し打を許すものの、7回表にレアードが逆転2ランを放ったことによりマリーンズが終盤を1点リードして迎える展開になった。
7回は松永。まあ判る。松永、田中靖洋あたりで回して益田に繋ぐのが新勝利の方程式だろう。松永は1死1,2塁から西武の4番山川、5番森を連続三振に斬り、ピンチを切り抜ける。この回は1番からの好打順だったが、先頭の好打者秋山にとにかく滅法強いイメージがあるので「松永からなのかな?」と思った。
2019年 4-0 .000 2三振
2018年 6-2 .333 3三振
2017年 7-2 .286 3三振
2016年 3-0 .000 0三振
そこまで数字は「滅法強い」という結果になっていないが(20-4 .200)、三振の数が20打数中8三振、おそらくヒットも完璧な奴は少なく、ポテンヒットが多かったんじゃないだろうか?(この辺の真相は「安打」の数を基に見るとみえなくなってくるんだよね…)

松永がピンチを背負った時、1塁側ブルペンで石川と東條がアップしている姿が映った。「おいおい勝ちゲームで石川投入するのかよ?」と思いながら見ていたが、これは7回に松永がピンチを切り抜けられなかった時用にアップしているのかと当初思った。「でも8回の人は準備しないのかなぁ…8回大穴の東條に任すのか…」と思ってたら、8回に石川がマウンドに登っていて、ドッヒャー。
まあ、なんとか抑えたんだが、前回登板から比較すると、かなり真っすぐの球速が落ちていた。これはコントロールを重視するよう、コーチから指示されたのか、自分で考えてそうしたのか、とにかく意識的に制球重視した結果だろう。次回以降これが通用するのかどうか判らないが…シンカーがそこそこいいコースに決まっていたので、事なきをえたが、非常に不安を覚えさせる投球だった。
井口が「7回は松永・唐川・酒居で凌ぎ、8回は石川」と正式にコメントを出したようだが、この序列がよく判らない。そもそも唐川、酒居までカウントされていて、抜群の安定感で結果を出し続けている田中靖洋の名前が見えず、セットアッパーとしては未知数すぎる石川が8回って…ブルペンの秩序が崩壊しないか心配になってくる人選だ。酒居はあれだけやらかしたのだからビハインドからやり直すのが「筋」ってもんだと思うし。

益田も1死1,3塁(盗塁後2,3塁)絶対絶命のピンチを背負うも、5番森、6番中村を抑え逃げ切った。「ゲッツー取れるか?」とも思われた4番山川の3塁ゴロが、ベースに当たってヒットになり、1死1,3塁になった時はアンラッキーの極みで球場の雰囲気的に完全にライオンズ逆転サヨナラの流れになったが、そこから後続を抑えた。
その前の晩に中継されていた試合を思い出した。ウィンブルドン決勝のジョコビッチ対フェデラーの5時間近いゲームをかじりついて見ていたんだけど、37歳で不死鳥のように復活したフェデラーがマッチポイントを迎えると、もうセンターコート全体がフェデラーのVを祝福するような雰囲気に包まれた。サービスゲームをブレイクされ、相手のサービスゲームでの15-40。ジョコビッチはそこから挽回した。絶望するような試合展開と、誰もが相手を応援しているような空気感の中で、「これなら負けても仕方ないよね…」と思わざるをえないところなのに…唯1人ジョコビッチだけは勝利を諦めていなかった。猛烈に感動するゲームだった。いやフェデラーも凄かった。サーブ&ボレーの動きが若々しすぎて、去就云々を論じるのがバカバカしくなってくる出来だった。ジョコビッチが相手じゃなかったら完全に押し切れていた内容だった。

さてオールスターブレイクを挟んでの3連勝&5割復帰で上が望める状況になって参りましたが、そもそも初回のゲッツー取れないような野球をやっていては、それもかなわないでしょう。西武が上を行く「自滅っぷり」を見せてくれたので追いつけましたが…2位から5位は団栗の背比べっぽいですね。ゲーム差も野球の内容も…

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