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ベースカバーは大事だよ。by草野球講座

3塁走者鳥谷がセーフティースクイズのサインの時に飛び出して送球アウトになった後、金本監督からリクエスト要求。
「ただいま金監督から…あ、金監督」
と言っていた球審が再度アウトを告げるところ。
監督の名前間違えるか~?

いいんです、なぜならここは野球の聖地ならぬ、草野球の聖地ですから。
草野球レベルだったら、両軍の監督の名前なんて知らないで審判引き受けてるでしょ。

6/9 甲子園 ロッテ 2ー3 阪神  視聴方法: DAZN 

試合は8回ぐらいまで見て出かけたので、その後の顛末は直接見ていなかったのだが、結末の部分、1球速報を見ても状況が判らなかったので、そこのみDAZNを巻き戻して確認した。これは明らかなファーストのベースカバーの遅れ。ヒドイね。アウトカウント忘れてたのか、甲子園の喧騒で頭が飛んだのか?無理もないよな、自分が代打で出て来たときが一番の盛り上がりっていう、うすら寒い状況のスタンドで普段プレーしているのだから…
いやいや失礼。かつてはここでグランドスラム決めたこともありましたね、桟原から(笑)。しかも日本シリーズっていう大舞台で(過去を振り返らなければならないのがツライ)。ここでグランドスラム決めるの相当難しいのは、2013年以来、たくさん試合しているはずの阪神の選手ですら誰も打ってないらしいから(笑)むしろ角中の方が最近打ってるじゃない!

内野手の乱れがこのところ多い。
この前の中日戦でも、レフト角中の3塁送球に藤岡がベースカバーに入ってない、っていうのがあった。昔に比べて走者の次の塁を狙う意識が相当高い。回の終わりが、殊勲のタイムリーを放った走者の「走塁死」で終わることがめっきり増えたことが象徴的じゃないですか。なので外野手は常に素早く返球する必要性に迫られている。最近の外野手は皆、体勢を整えるより先にボールを返すぐらいの意識で内野へ返球している。内野手も状況に応じて動かにゃならん。あれは藤岡のベースカバー遅れでしょう。
昨日の試合で一番荻野貴司のショートゴロをさばく、植田の送球を見ていても判ります。
「お、ノーステップで投げてる!」
結構正面の打球で、普通ならステップを入れて放るところ…これは「余計な一動作が命取り」と、相手のバッターの足の速さがしっかりインプットされていて、素晴らしい準備が出てきている証拠。金子誠を思い出しました。ノーステップで前足を軸にして投げる、強肩の見せドコロとも言えるプレー。
外野手の角中も早めに前足に体重を乗せてノーステップで素早く返球します。角中が3塁送球してくる事をこの時の藤岡は予測出来ておりませんでした。

ただ藤岡の肩の強さは魅力的。昨日も内野バックホーム体制の時、前進守備ながら、ショート藤岡だけやや後ろでした。右打者だったので強い打球が来ることを想定したのかもしれませんが、ホームで刺すことを考えると少しでも前に行きたくなるのが人情。実際昨年までの遊撃手たちなら、もっと前を守っていたでしょう。少しでも後ろを守ることによって、それだけ間を抜かれる打球が減りますから、ヒットゾーンを消すことが出来ます。結構こういうシチュエーションで安打が出る確率って、投手の力もそうですが、内野手の守っている位置も関係してくるのかなと思います。打者側もなんとしても1点を取りたいケースですから、相手内野手の守備位置を見て、考えたり、逆にプレッシャーを受けてたりしますから。ショートが後ろ守ってるの見ると「あっち打っちゃダメかな…」っていうように変に考えたりもするでしょうし。

まあまあ、そんな守備の事についてあらためて考えさせられるゲームでした。
素早くベース上に送球した選手の方に失策がついてしまう現代野球とは乖離した記録員がつける「失策」に、何の意味もないことが改めてわかる瞬間です。失策の数が減ったから守備力が向上したなんて、ヌカ喜びもいいところです。
だから言ってるでしょ、安打なんて項目はいらないんだ。エラーも四球も含めて、全部「出塁」でいいんだよ。
安打なんてもんがあるから…

2,000本安打を目指さなければならない選手と、それ故に変革が進まないチームと、そんな野球を見させられるファンの
苦行
が、どこまでも続いていくんです!

 

 

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