千葉キャッシュレス・マリン26

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5割でも5位、チーム防御率打率共に2位でも5位

6/13 ZOZOマリン ロッテ 6ー1 DeNA  視聴方法: 千葉テレビ 

昨日の試合は3回ぐらいからチバテレで視聴。チバテレに暴君見参。
3回裏2死から相手サード宮崎の送球エラーでもらったチャンスを4番角中が決め、勝ち越し。

そして試合を決定づける5回裏の攻撃中に2回の「リクエスト」があり、これで大きく流れが変わった。
横浜のマウンドを守っていたのはバリオス。昨日に引き続き外国人右腕との対戦。かつてはソフトバンクでセットアッパーをつとめていた時期もあったが、スアレスの台頭で職場を失い、BCリーグ経由で又NPBに戻ってきた苦労人。ナックルカーブを結構放っていた。そういえば一昨日のウィーランドは外国人投手には珍しく純正の(?)カーブを投げるピッチャーで、ストレートもフォーシームだったので日本人投手に近いスタイル。バリオスはピンチを背負ったこの回は真っすぐとチェンジアップの2球種で抑えにかかりに来た。暴君がすかさず
「ソフトバンクでリリーフをやっていた頃のように、真っすぐとチェンジアップ(だけ)になってきましたね」
とツッコンでいた。昨日のエントリにも連動する話で、このブログを読んでいる方なら膝を叩いたところでしょう。「スターターの」バリオスもここは勝負所と読んで、自信のあるボールだけで勝負しようと腹をくくった場面だった。

ラミちゃんはそんなバリオスがギアを上げたのに、ローに戻してしまうようなリクエストを入れていた。
この回は井口リクエスト卿が藤岡のセカンドライナーに2塁走者荻野貴司が戻りきれず併殺になった場面でリクエストを入れていた。これで判定が覆り、チェンジから一転して攻撃続行となり、初回にタイムリーを放っていた奨吾が打席に入った。追い込まれたんだが、ここでバリオスのボールが奨吾の腕をかすり、デッドボールの判定。これにラミちゃんがリクエスト。確かに奨吾も自らアピールすることなく審判に言われて1塁に歩いたぐらいだったので、不審に思ったのかもしれない。ただ捕手がベンチにアピールしている訳でもないのに、これでリクエストに打って出るのは早計に感じた。それぐらい、「次の角中はヤバい。2ストライクと追い込んでいる中村なら打ち取れる確率が上がる」と思って、判定が覆れば儲けものぐらいの気持ちでチャレンジしたのかも。
結局判定覆らず、角中はストレートの四球を選び、清田に委ねられた。清田も追い込まれたが、そこからしぶとく、バリオスのチェンジアップを技ありな一打でセンターに返し、5回ながら試合を決定づける2点タイムリーとなった。これで3番4番5番すべての打者がタイムリーを放ったことになり理想的な攻撃になってしまった。それにしても1イニングに攻守の両チームがリクエスト要求をする事なんてあるんだね。これだけ間延びすると守っている側はたまんないな(そういうのも影響したイニングだったと思う。バッテリーも結果的に「粘れ」なかった訳だし)。

「試合を決定づける」と言ってしまえたのは、それぐらい有吉の出来が良かったから。真っすぐは走り、いい角度で低目にバンバン決まっていた。こうなるとスライダーもチェンジアップも生きてくる。窮余の一策に思えた「お試し3人衆」の中から本物のスターターが飛び出した!開幕当初の中継ぎの頃は、昨年の疲労が残っているのかと心配するぐらい調子が悪かったが、中6日あけて投げさせれば、これぐらいのパフォーマンスを見せてくれるのですね。

これで5割復帰したけど、上のソフトバンク、オリックスも同様に交流戦3つ勝ち越しているので差は縮まらず…交流戦のチーム打率と防御率も共に1位で、トータルでも両方とも2位。これで何でパ5位なのか判りませんが、防御率の方は相変わらず斉藤佑樹先発とかいうギャグをかましてくれる栗山のおかげであることは間違いない!

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