27日の試合は未見。28日の試合も中盤ちょっと見て出かけてしまうも、唐川が2死満塁のピンチを切り抜けるあたりから出先からスマホでチェックしました。28日は安楽VS石川のマッチアップ。岸離脱でチャンスが巡ってきているんだろうけど、こちらは開幕投手を立てているのだから「格」で勝たなければならない試合。でもお付き合いしちゃってましたね…。四死球が多く、更に点の取られ方が悪すぎるというか。逆転された3回裏は2死からの安打、死球で走者を貯めたところで外国人打者に一発でしょ。次が打率0割台の足立ということも考え合わせると「最悪満塁にしてもいいから、一発だけは絶対に避けないといけない」場面でした。シンカーが抜けて、一番振りやすい場所に行ってしまったんでしょうけど、3回にして既に59球に到達していた「ペース配分」も含め、かなり次回以降に不安の残る内容でした。
相手の安楽は高校時代の「剛腕」のイメージがすっかり消えて、インチキ外国人投手のような長身だけどボールを動かして勝負するタイプのピッチャーになっちゃいましたね。足立が捕球出来ないようなボールも結構投げていたし、制球をもっと磨かないと現状かなり厳しいように見受けられました。
この試合、川崎憲次郎の解説で見ていたのですが、「初球狙ってましたね。今はデータが豊富ですから」と2度程言っていて「そーか?」と思わされた場面がありました。ブラッシュの逆転3ランの時と、荻野の勝ち越しタイムリーが飛び出したところです。ブラッシュのは死球の次のボールは内側に来ないという「読み勝ち」的な解説でしたが、石川が投げた球種はシンカー。明らかにアウトサイドを狙う球種ではなく、むしろ右対右なら内側に落ちていくような軌道になるはずです。つまりは投げミスです。まあ投手の心理状態として、死球の次のボールを内側にコントロールするのはかなり難しいですから、半分当たっているのかもしれませんが…。
更に荻野の場面は、ピッチャーが安楽から石橋に交代しての初球でした。1死満塁でいきなりマウンドに放り込まれて投げるボールは自分の得意球(石橋の場合シュート)しかないでしょう。データというより、むしろ「セオリー」なんじゃないかと思いました(笑)
死球といえば、見ていない方の試合で清田が美馬からホームランを放ってましたね!私はここ数年の清田の低調は美馬にシュートをぶつけられてから始まったと思っていたので、これで何か吹っ切れてくれると清田復活もあるな、と思いました。ここ数年は常に腰が引けていて「Mr.チョーン」なんて酷いあだ名付けてましたよね、俺(チョーンと当てに行くだけのバッティングで、ヒットは大体ライト前)。昨日の試合でも、しっかりボールに向かっていけているのを確認出来ました。
清田の不調は、あの頭への死球からだとずっと思ってました。
美馬のシュートでしたか。
清田君、復活願ってます。
記事を読んで、清田の不調原因を思い出しました。