2018年8月3日、イーグルス史上初の「ビール半額の日」現地観戦に行ってまいりました。
往路はおなじみ、成田発仙台行ANA便(6,000マイル)。
なんとプロペラ機でした!ここのところ成田-仙台でプロペラ機に当たったことはなかったんですが…。
この日の目的は何といってもビール!
700円→350円
になり、4杯飲みました…
売り子さんに撮影許可を頂き、楽天ペイをパシャリ。このQRコードをスマホで読み取って、「350」とセルフ入力して決済です。先月から導入された楽天ペイで、売り子さんからビールを買う事も今回の旅のミッション。どうもASAHIの売り子さんは帽子にペイとEdyの旗を刺しているけど、KIRINの売り子さんは刺していない…そこでASAHIの人から買おうと思って、2杯目はASAHIのウェアを着ている兄ちゃんに声をかけて、ビールを買ったんですが…
「支払いは楽天ペイで」
「すいません…現金のみなんです」
と言われました。どうやらペイで支払える売り子さんはまだまだ限られているようです。(楽天生命パーク宮城での楽天ペイ話はまた別のエントリーで詳しく)
今年からファンクラブ、スタアジムEdy共に刷新が図られました。EdyブースでのEdyチャージ、以前はファンクラブの独自ポイント「ボーナスプラス」が付与されておりましたが、今年から「楽天スーパーポイント」そのものになりました。5,000円で50ポイントと1%還元(※1%は期間限定ポイント)。楽天カードでもEdyチャージ還元率は0.5%ですから、なかなかです(ただし楽天カードはよくチャージで2倍、オートチャージで3倍キャンペーンを打ってます)
ただ、昨年までは「別のEdyでチャージして、スタジアムEdyカードをスタッフに提示」してもボーナスプラスが頂けましたが、今年からこの「裏技」は封じられ、こちらのチャージでポイントを付けてもらおうと思ったら、「スタジアムEdyカード」必須になりました。
Edy支払いで楽天スーパーポイントが貯まる!楽天生命パーク宮城で!街で!楽天Edyでお買いものスタジアム Edy-楽天ポイントカード |
そしてファンクラブに入会して入場…を目論みました。2,000円の一番年会費の安いコースで、1軍公式戦「観戦チケット引換権利」をGET出来るので。そうすれば、ほぼほぼこの日のチケット料金と相殺された上、入場でタオルや楽天スーパーポイントがもらえるので、お釣りが来るという算段です。ところが17時頃スタジアムに到着し、ファンクラブに入会し、そこから慌ててスマホで当日の引換権利を行使しようと思ってもクーポンコードを入力する欄が現れず…改めて「ビール半額」の威力の凄まじさを思い知らされました。スタッフに聞いてみると、どうやらこの日は席が完売状態で、殆ど当日券の残席もない状態でした。結構高い席と、1,000円の立見席ぐらい…ファンクラブの観戦チケット引換権利を行使して入場しようと思っていたのにアテが外れてしまい、仕方なく立見席で見ることになりました。
でもこんなハプニングが無ければ選択しなかった立見席ですが、思いのほか楽しかったです。
ビールでいい気になっていたのかもしれませんが、隣のおじさんのヤジ将軍ぶりに呆れながらも、楽しませて頂きました。9回に塩見をリリーフした青山が出てくると、
「お前じゃダメなんだ!ひっこめー」
と怒っておりましたが、抑えると大喜び。現金なものです(笑)
サンバのリズムのこのコール、ここに来るまで「カーズキ、カズキ、カズキ!」の連呼かと思っていたんですが、2回目は「タナカ」なんですね。この日は不発でしたが、3戦目は猛打賞&ダメ押し弾と大爆発しておりましたね。
この日1軍復帰したウィーラー。
この日は矢巾町ナイターでした。
ヤハヤハ…って、せんだみつお、かーい!もしかして、せんだみつおの出身地?(いや、違うでしょ。)
とにかくリクエストの多い試合でした(都合6回)。試合自体は9回終わってヒットが両軍5本対4本の超貧打戦で、サクサク進んでいるはずなのですが、リクエストに時間を割かれて間延びした印象でした。
選手たちもリプレー画面を食い入るように見ております。センターの岡は結構リクエストの間、座り込んでストレッチをしたりしておりました。
これは8回裏、1死1塁で嶋のエンドランが決まり、1塁走者藤田が3塁へスライディングして、どこかを痛めた時の写真です。この後マリーンズ側からリクエストが入り、藤田はあえなく「アウト」。1死1,3塁とはならず、2死1塁になりました。イーグルスが流れを手放したのがこの瞬間だったかもしれません。タイミング的に「3塁は無理だろ」と思えたのですが、暴走が紙一重で好走塁になりかけて、リクエストの末、再度暴走に。もともと最下位のイーグルスですから、その辺は破れかぶれ上等で攻めてきているのかもしれませんが。この試合に限っては、ここがターニングポイントだったと個人的には思いました。
そして問題の9回表、2死2塁で打者藤岡の場面。投手は塩見続投。次からは右打者の3番4番なので、塩見は「ここまで」が濃厚な場面。当然ながらイーグルスからすれば1点もやりたくない場面ですから、極端な外野前進守備です。
そしてショートの茂木が釘づけにしておきたい2塁走者のリードも許さないため、2塁キャンバス寄りに守っておりました。ガラリとあいた三遊間。確かにレフトが前進してきていて、田村がまともなリードを取れてない訳ですから、ここを抜かれても失点はしない状況でしょう。ただ、塩見対藤岡って、かなりの確率で逆方向にボールを「飛ばしてくる、飛ばされる」対決に思えるんですよね…故にセカンドとの共同作業で2塁走者の牽制をしてもいいんじゃないかと思える場面なんですが、最近のプロ野球では意外とこの局面、ショートが2塁ベースに張り付くように守っていることが多かったりします(オリックスの安達がもっと極端に2塁ベースに張り付いているのを見たこともあります)。左打者の場合、ライトもレフトより前目に守れず、ホームで刺せる確率が減るので、三遊間の方を空けているのかもしれませんが、藤岡の打撃特性的には塩見のボールをあのガラリと空いた三遊間に狙い打つのは造作もないように感じられます。この局面(9回表2死2塁で塩見対藤岡)でのこのシフトの有効性には疑問を感じました。
この後3杯目のビールの残りを飲みながら、藤岡の打球が三遊間を抜けていくのを見届けます。
そして前述のお隣さん
「青山ひっこめー」
のヤジに苦笑しながらビールを飲み終えました。おそらく昔から青山に煮え湯を飲まされ続けてきたのでしょう。気持ちは判らないまでもないですが、今年の青山は一味違うと思います。2死満塁の大ピンチを凌ぎきりました。
茂木は10回表にゲッツーを焦って痛恨のエラー。この日の試合の「戦犯」に。そして翌日は「お仕置きのスタメン落ち」を食らうのでした(笑)
結局2対1でマリーンズの勝利となりましたが、7回表に渋ーい形で先制した後、すぐに追いつかれたので、
「こりゃ今日も負けるな…」
っていう流れだったと思うのですが、相手の無茶やミスに助けられ、「不思議な勝ち」を手にしました。ただ平石監督代行に代わってから、この一見ムチャに思える行為の数々がイケイケな雰囲気を作り出し、今の「快進撃」に繋がっているのかもしれません。後半戦だけ見れば、6球団の中でイーグルスが圧倒的に投打のバランスが取れております。2週間後の「同じスタジアムでの同じカード3連戦」がカギになってくるかもしれません(「3位争い」のだけど…)。
コメントはこちらから