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7回2点差で送りバントは見たくない

8/10 京セラドーム大阪 ロッテ 1ー2 オリックス  視聴方法:RakutenTV パ・リーグSpecial 

昇格即スタメンの高卒ルーキー安田に、日曜日の先発が2年目の種市。急に若手抜擢に舵を切ってきた井口マリーンズだが、これも不甲斐ない主力やヴェテラン達が隙を与えたためだとも言える。安田はファールだったが逆方向に凄い打球を放ち、片鱗を見せつけた。将来「筒香のような打者」に成長するかもしれない、と思わせるものがあった。

西のチェンジアップの前に空を切ったチャンスでの1打席目での教訓を活かすような3打席目の対応。そして四球を勝ち取り、プロ初出塁。いけないのは、この走者を送りバントで送ったことだ。7回2点差…しかもビジターですぜ?まあホームだったら、渋々認められないこともないけど、7回2点差無死で1点を取りに行くような野球は見たくない。それをプロ野球とは呼びたくない。
確かにこの回結果的に狙い通り1点取れたけど、考えてもみて下さい。8回山本、9回増井が出てくることが既定路線なんですよ?むしろ疲れてきている西から2点を取ることを考えた方が、合理的だとも思いませんか?仮に降板するにしても、西に代わるピッチャーがこの回だけはヘボいという今のオリックスの事情も考慮に入ってないんでしょうか。
もちろん下位打線に向かうから…っていうところなんだろうけど、だったら代打を出せばいい訳じゃないですか。なんのために選手がベンチに控えているのか。まあ、この辺で使えそうな打者が福浦しかいないからの「苦肉の策」なんでしょうが…にしても、「見たくない」7回表2点差無死1塁でのバント。

西の好投を引き出したのに、若月のリードが挙げられる。再三再四このブログでは若月のリードを問題視してきた。「読み易い」と。おそらく首脳陣から何らかの薫陶を受けて、この日の試合を迎えていたと思える。勝負処でかなり「裏」の配球を仕掛けてきた。3球勝負に、チェンジアップやスライダー濃厚な所での直球勝負。もしかしたらマリーンズの打者達も若月の傾向を読んでいたために裏切られた部分もあったのかもしれない。かなり裏をかかれていたような「見逃し」が多かった。むろん西が若月のリードに応える制球力を発揮した部分もあったと思うが、チャンスとしてはマリーンズの方があったのに得点は下回ることになる。
そして相手の少ないチャンスを活かさせてしまう拙守の数々…なんつうか野球脳の差で負けたような典型的ゲームになってしまった。緻密なゲーム運びをしたいのなら、まずこっちの問題を解消してから。その上で7回表2点差無死1塁でのバントをしてほしい(←まあ、いずれにせよプロ野球としては認められないけど)。

 

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