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短期決戦での心構えを語る松中はリアルすぎる

クライマックスシリーズ1stが終了して、2位ホークスが3位ファイターズを破りファイナルに進むことになった。ここ数年ずっと3位が勝ち抜けていたので、そういう意味では良かった2位チームの通過。2戦目を少しと、3戦目の大部分を東京MXで視聴した。3戦目の解説者は松中信彦だった…

「秋の風物詩」とまで言われたCSで沈黙する松中。2011年のCSでは大活躍して、フライング胴上げにマウンドに走るはしゃぎっぷりだったことも思い出された。今シリーズ前日まで無安打だった松田の1打席目を見て、「ヒットが出る状態ではない程、内容が悪いですね」と言い切っていた。その直後の2打席目に飛び出す松田の今シリーズ初安打となるホームラン(笑)
「これだから松田と言う選手は判りません」
3打席目はまた悪い形に戻って凡退した時に、こう呟いていた。松中は状態が悪くなると精神的にも追い込まれて打てなくなるという事を繰り返してきたのだろう。無理もない。松中の打棒はチームの勝敗に直結し、悪けりゃ、乗り合わせたタクシーの運ちゃんにまで「松中が悪い」と言われてしまうのだから。
福岡の街全体が敵
になる感覚って、この人しか味わっていないんじゃないの?マリーンズの選手たちが最終戦でたいそうなブーイングを浴びていたけど、それも球場の中で完結。プレッシャーの度合いが違い過ぎる。パ・リーグが地域密着を掲げる以上、
主砲は打てなければ街全体が敵
になるぐらいにならないとチームも強くならないのかもしれないね。

松中の打撃解説は上林に対しても辛辣だった。ただバットコントロールだけで打てている、と。もうちょっとボールを長く見れるようにならないと、率も上がってこないと断言していた。思い切りがいい選手だけど、確かにボールとバットが離れすぎた空振りもよく見かける。それだけ「決め打ち」しているのだろう。平成最後の三冠王としては、そこがもどかしいのだろう。

昨日の試合、結果的に栗山監督の投手の替え時が全て「裏目」った。4回裏に杉浦がデスパイネに勝ち越し弾を浴びた後、中村をショートゴロに打ち取ったタイミングで井口をマウンドに送った。ここで井口が松田にホームランを打たれ点差が2点に広がった。更に6回表に1点を返して3-2と1点差に詰め寄った直後の6回裏に送りだしたトンキンが、デスパイネ・中村に連弾を浴び、せっかくの追い上げムードが雲散霧消した。いずれも投手交代直後にホームランを打たれ、更には相手の全5点が「ソロホームラン」だったことが、より一層敗戦を象徴的なものにしていた。
ただ、「もしも」だ。井口が松田にソロホームランを浴びて、その1点だけに抑えて逆転勝ちしたとしたら、むしろ(前の投手を続投させて)走者を貯めて2点3点を取られて差を引き離されるより「良かった」ということも言えるかもしれないのだ。替えた直後に一発を浴びているので、「投手の替え時」に言及されるかもしれないが、確かに杉浦はストライクとボールがはっきりしはじめて来ていたので「結果論」にすぎないと思った。結果から逆算せず、その時に同じ立場でフラットな目線から野球を見てみると、野球の難しさ・奥深さを感じることが出来るようになる。

この試合におけるリクエストの使い方だが、明らかに「判定が覆る期待感の薄いシチュエーションでリクエストを発動」させていたと思う。これは栗山監督が試合の流れを読んで、「ここ」と判断したと思う。2回表におにぎり君が同点弾を放ち、更に続く鶴岡が右中間にヒットを放つのだが、2塁を欲張ると柳田からの好返球を受けてアウトになった。タイミング的には完全アウトに見えたが、ダメ元のリクエスト。もちろん判定が覆ることは無かったが、好返球でチェンジになって「よし、もう1回勝ち越すぞ」と勢い込んでダグアウトに帰るホークス野手陣の気勢を削ぐのには絶妙なタイミングだったとも言えよう。
私は今シーズン何回かこのタイミングでリクエストが発動したシーンを見かけた。「確信犯」だと思った。審判はリクエストがかかると、一旦ベンチに戻った選手たちをフィールドに戻るように促す。このルールのクソだと思うところはここだ。野球において一番大事な「流れ」を、このルールのせいで故意に、人為的に大きく替えられてしまうのだ。むろんタイムをかけたり、選手交代をしたりするのも、同じように見えるかもしれないが、それとは別次元の明らかに異質なものに感じる「流れ」の捻じ曲げ方だ。現行ルールでは2度のリクエストのチャンスが与えられているが、こういうことをしてくる人も現れたので、再考の余地があると思った。

最後は観戦記というよりは「リクエスト論」になってしまいましたが、オフシーズンも今シーズン観戦していて感じたことなどをめっこりと語っていきたいと思っておりますので、引き続きよろしく。

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