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データで振り返るレアードの対ホークス戦5年間の歩み

8/7 ZOZOマリン ロッテ 5ー3 ソフトバンク  視聴方法:RakutenTV パ・リーグSpecial 

レアードの獅子奮迅の活躍で、首位ホークスに連勝。値千金すぎる2発で、粘るホークスを豪快にうっちゃった!
いやー凄い。ここで打つか?という所で本当に打ってくれる。
マーティンとのアベック弾も初めて。ていうよりマーティン加入してからレアードのバットが湿り始めてきていたので、いよいよ「揃い踏み」が出来るぐらいに整ってきたか。マーティンは相手投手の特徴をいろいろな人に聞きまくっているようだが、特に隣に座ってることが多いレアードから聞くことが多い筈だ。4番打者兼新外国人のサポートでお疲れになっていた部分もあっただろうけど、本来の仕事を、この重要な局面でしてくれた。

俺はレアードを来日当初から買っていて、打率が悪いのにレアードに打たれるマリーンズ投手陣を非難する浅慮な書き込みを見ながら、「そんなに悪いバッターじゃないんだから…」と、打率ぐらいでしか野球を見る術の無い人が多い事を感じていた。率を見るなら、もうちょっとツッコンで見ろよ、と前身ブログで2015年シーズン途中に書いた記事がコレ。
レアードの低打率と古谷の投球から今年のパ・リーグを俯瞰する
レアードの低打率のトリックを暴き、ひいてはホークス独走がそこに起因している事を推測。シーズン途中で書いた記事だが、その後打たれまくっていたホークス以外のチームの対戦打率が最終的にどうなったかと言うと…
ロッテ .268 → .284
オリックス .308  → .301
なお、この記事の時の打率は2割1分程度だったと思うんだけど、最終的には.231まであげ、リーグ3位の34本塁打を記録している。
さて、その後の「対ソフトバンク戦」の打率はどのように推移してきたのか?
2015年 .141 5本
2016年 .269 6本
2017年 .240 7本
2018年 .220 5本
2019年 .254 7本
途中.059だったところから、.141まで上げているのだから、これだけでもレアードが研究熱心な選手であることが判る。ただホークス戦は例年他球団よりは抑えられている印象だ。もっともホークスも投手の移り変わりが激しいので、この対戦成績は「1年間のみ有効」とも言えるようなものかもしれない。実際.141、ホームラン5本に抑えられた2015年の投手別対戦成績を見てみると、
バンデンハーク 11-1 .091
攝津 12-1 .083
武田 8-0 .000
東浜 6-0 .000
と主力投手達に抑えられているのだが、この4投手は今年ほとんど活躍していない(引退した人も混じってるし)。
今年も昨日までは.236の5本塁打だったんだけど、昨日の2ホーマー2三振を加えると.254の7本まで上昇し、ホークス戦の本塁打は過去最高の2017年の7本に並んだ。こう考えると、レアードがホークスに移籍したら、相当ヤバい事になるね(笑)

三木との寿司パフォーマンスもワサビ効きすぎの新バージョンを見せ、その三木が負傷してベンチにいなかった2本目の本塁打の時は、ベンチの端っこにいた、先発した土肥が「俺がやるの?」的な雰囲気になるも、レアードがそのままパクり。この辺は笑かしても頂きました。
土肥は7回を無失点、粘りの投球で強打ホークスの攻めを凌ぎきった。先頭の松田にツーベースを打たれた最後のイニング7回表も、続く上林を1球で仕留め、1死3塁で1点は返されそうな局面でも、甲斐の粘りに屈せず、9球かけながらも三振を奪った。高目のボール球を何球か振ってくれたから助かった部分もあったが、裏を返せば、90球前後になってもボールの力が落ちていなかった証拠であり、長いイニングを投げる能力があることも垣間見せ、首脳陣に対してこれ以上ないアピールの場となった。
この土肥の好投を無にする松永炎上が8回表に起きるのだが、連戦の疲れがたまっている中継陣を誰が責められようか。8回を任された人が軒並み打たれている事は気になるが、この最悪な展開でも最後はうっちゃる事が出来るのだから、本当に「投打が噛み合っている」状態になってきた。
しかし、このタイミングで佐々木か…打線の更なる奮起を願うしかない。

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