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「石川に勝ちをつけたい」で結束、4番清田にバント

8/20 ZOZOマリン ロッテ 7ー3 楽天  視聴方法: 千葉テレビ 

なるほど二木も昨日の石川師匠のようなピッチングが理想で、真っすぐの球速より質を求めに行きすぎているんだね…。
中継ぎに廻っていた時はかなり出ていた球速を殺し気味に、でも、むしろキレを感じさせるようなボールを連発し、ゴロピッチャーだった石川が11個もの三振を奪った。同点打を打たれた銀次にはカットボールが甘くなったところを捉えられたようだが、後半は左バッターにはあまりこのボールを使ってなかった。むしろ右打者に使い、(左右ともに)外目だけで勝負しても打ち取れていた。試合は後半から見出したので、前半にどのような「撒き餌」を巻いていたのかは判らないが、2ストライクから呆然と見逃しているバッターが散見した。苦手のウィーラー(今年も既に2本ホームランを打たれている)からも2三振を奪い、無安打に封じ込めた。中継ぎに廻って以降も調子が上がらず、ひどい時はひどくシュート回転していた真っすぐも完全に修正されていて、これがコースに決まる事が多かった事が好投の最大要因だった。

試合は6回ぐらいから、千葉テレビで視聴。石川が勝ち越し点を奪われ暗雲が立ち込めていたが、「代打角中」が振り払う。岸にインコースを攻められ厳しい打席になったが、ファールで粘り、最後は一塁線を破るヒットを放った。この時、ボールがベースに当たり大きく跳ね、もっと勢いよくライン際を抜けていくはずのボールの勢いが殺される。右中間寄りのライトが慌てて取りに行くも、俊足の代走・岡がホームに還ってくるには充分すぎる時間も生まれた。久々にヒットを放ったアジャとの交替も生きる同点劇。更に続く先発マスクを被り石川の好投を引き出した柿沼のところで代打田村。こちらはショートゴロで、この間に角中が三進。そして荻野が「行ったか?」と思う左翼フェンス上部直撃の当たりを放ち逆転した。岸のチェンジアップに体をよく残し、泳がされ気味ながらも、「回転力」でボールを遠くまで運ぶ、荻野独特の打法が決まった。荻野は次の打席でも同じような「行ったか?」という左翼フェンス直撃二塁打を放っていた。自身キャリア初の二桁本塁打の方は今日のところはおあずけ。なおツーベース32本はリーグぶっちぎりのTOP。
1位 荻野(ロ) 32
2位 鈴木(ロ) 27
2位 近藤(日) 27
二塁打・三塁打の「二冠」も取れるかに注目だ(うーん、注目している人は殆どいない…)

更に8回裏の追加点が素晴らしかった。先頭3番大地の死球を皮切りに、4番の清田がバント。「石川になんとしても勝ちをつける」といった一体感を感じる、高校野球のような野球。考えてみれば、この3番4番はいつでもバントを命じる事が出来ることがコンビニエンス。そして奨吾がレフト前へタイムリー。もう1点もやれないというイーグルスの外野陣の前進守備があったので、ホーム突入は厳しいかとも思ったが、大地が好判断で好スタートを切り、外野からの返球も若干逸れたため貴重な1点を追加出来た。 清田のバントが最高の形で花開いた。失敗続きだった大塚もよくグルグルした。 こうなるとイケイケ。レアードが不調脱出のきっかけにしてほしいマルチとなる安打でつないで、なおも1死1,3塁、代走から試合に入った岡がライトスタンドへ叩きこむ3ランを放ち、試合を決定づけた。中村奨吾の方も10試合連続安打のマルチだが、「9試合連続1安打」だったので殻を破った。連続試合安打でも「4打数1安打」の連続じゃ打率もなかなか上がっていかないもんな。
この大事な3連戦に相手は岸、則本、美馬と「完全表ローテの3枚」で乗込んできているので、1勝することすら難しいんじゃないかとさえ思っていたのに、石川が岸以上に好投して、それに打線が応え、理想的すぎる勝利で先勝することが出来た。とにかく勝ち越したい。All for chiba船橋市ー千葉市ー東京ドームと続く3連戦、まずは「千葉市スペシャルデー」で、勝ち越しを決めたい。

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