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千賀の「別所以来」で岡が初安打を打ちそうな予感が走るも…

9/6 ヤフオクドーム ロッテ 0ー2 ソフトバンク  視聴方法: 東京MX 

せんがない…もとい、しょうがない。これは相手を褒めるしかないような敗戦。やはり凄いピッチャーだ。3連敗したぐらいでマスコミは「エースが不調だ」と騒ぎ立てるが、そういった雑音も封じ込める圧巻の投球を見せつけられた。
殆ど手の施しようがないぐらい、千賀の真っすぐが走っていたが、フォークが結構高目に来ていたので、カウント球のフォークを狙っていく手はあったのかもしれない。が、それに対しても殆ど見逃しているという事は、(打者側から見ると)投じられた段階では真っすぐが高めに外れていくような軌道なんだろうなぁ…。カットボールを投げるようになった今年は、それまでの真っすぐ&フォーク&スライダーでも手に負えなかったのに、更にパワーアップして前半戦は盤石な投球を続けていた。オールスター以降失速していたが、カットボールを覚えて以降「球数を少なくしたい」という色気が出て来たのか、チームのためにそういう投球を志したくなったのか、よそいきの投球の方向性に向かい始めてエアポケットにはまってしまったんじゃないだろうか?昨日の千賀はまさに「原点回帰」だった。真っすぐの走りがあるからこその、フォークであり、カットボールだった。
現代野球だと先発(の球数)は110ぐらいが目途だろう。しかしスペシャルなピッチャーはやはりそれも超えてくる。三振が多くなれば、それに比例して球数が増えてくるのは仕方がないこと。でもピッチャー出身の監督さんで良かったな、千賀。あれ落合だと、9回途中、ノーヒットのまま代えられていた可能性もあるぞ(笑)

マリーンズの最終回の攻撃はノーヒットノーランやられ中を継続しながらも「一打同点、一発出れば逆転」まで千賀を追い詰めたとも言える。田村、岡の連続四球で無死1,2塁になった時は大地に送らせるかとも思ったんだが…強行して1死1,3塁。ここから奨吾セカンドフライ、井上三振で完成させてしまった。マーティンの「懲罰?」交代でセンターに入っていた岡が「もしかしたら阻止の一打を放つかもしれない…スタメンより、ここまで打席に入ってない前3打席での対戦の流れがない選手の方が可能性高い」という見方をしていたのだが、ホークスバッテリーも岡に対してストライクが入らなかった。千賀のノーヒットノーランはホークスでは1943年の別所以来という、令和どころか、「戦後初」の記録となったが、その別所はノーヒットノーランはやっているが、完全試合は逃している。9回2死まで26人からアウトを取り続け、唐突に出した神崎という選手に当たり損ないの内野安打を打たれて快挙を逸している。リザーブのキャッチャーだったらしいが、この神崎が4年間のプロ生活で放った安打がこの1本だけだったという伝説がある。
我々世代にはプロ野球ニュースの解説者として、豪快に笑い何でも話してくれる白髪の巨体なおじいちゃんという印象だったが、この完全試合逃しの話は一切しなかったそうだ。打たれるべくもない選手に打たれてしまった悔しさ…それは実際に体験した人間にしか判らない部類の悔しさだろう。結構ノーノー逃しには、そういうエピソードがつきもの。なのでマーティンのやらかしで初打席を迎えた岡の「不思議な巡り合わせ」にヒットが出そうな予感がしたのである。でもマーティンは打席が残っているのになんで替えられたんだろう?お仕置きするなら、最後に1打席与えて罪滅ぼしな一打が出る可能性に賭けてからでもいいところなのに…それで藤岡の奇跡みたいな事も起こる訳だし。さて問題です。9回1死まで日本ハムのミラバルが完全試合を続けておりましたが、そこでヒットを打ったマリーンズの選手は誰でしょう?ヒントは昨日もホークスのベンチ内にいた人です。(「#新規ロッテファンが知らない単語」で見かけなかったぞ、このネタ!)

ホークス4連戦は最悪でもタイで終えたい。ここから3連戦が始まると仕切り直して、「2勝1敗の勝ち越し」を目指すように気持ちを切り替えてもらいたい。

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クイズの回答は「吉鶴」。では西口が9回2死から…以下省略。

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