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ホークスのベテラン勢にやられる

9/8 ヤフオクドーム ロッテ 6ー9 ソフトバンク  視聴方法:RakutenTV パ・リーグSpecial 

試合は一進一退のシーソーゲーム。初回先制を許すも、2回レアードの久々の一発、2ランで逆転。すると3回に種市が2本のタイムリーを浴び再逆転を許すも、4回に又もレアードのタイムリー2ベースで同点に追いつく。5回に相手のミスに乗じて勝ち越すも、7回に追いつかれ、8回に再逆転を許し突き放された。
最後に見せつけられたのは、優勝を知るホークスヴェテラン勢のテクニックといったところか。7回、種市がエラーの汚名返上に燃える松田に一発を浴びると、続く今宮に四球を与えてしまう。このノーアウトからの被弾&四球が痛かった。高谷に送られたところで、松永にスイッチ。種市は6回までに99球放っており、微妙な状況で7回を迎えたが、続投が裏目に出てしまった。結果的には裏目だが、種市の将来を考えれば順当な続投判断。
松永は得意のスライダーで左殺しの川島慶三に対し、3-2とカウントを差し戻したが、フルカウントから投じたストライクからボールになるスライダーをモノの見事にレフト前に運ばれた。
「慶三って低目に強いよなぁ…」と思って、調べてみると、やはり…

.000.200.000
.400.400.667
.667.333.333
.0001.0001.000


上の3行がストライクゾーン9コースの、下1行(太字)が低目のボールゾーンのコース別打率なんだが、なんと低目のボールゾーンの打率は4打数3安打で.750になっている。全体的に高目に弱く、ベルトより下に圧倒的に強い打者という印象があったのだが、ここまで極端に数値が出ているとは。松永の投げたスライダーはほぼ完ぺきに近い。

あれは打った慶三を褒めるしかないが、もうちょっと高目の真っすぐを見せてもいい対戦だったかな?とも思う。 ここで追いつかれ、更に8回裏にセットアッパーの東妻が3点を失い勝負が決した。先頭の一番恐いグラシアルをキレッキレのスライダーで全く彼の打撃をさせずにセカンドゴロに打ち取った時には「行ける」と思ったが、続く内川にチョーーンと合わせられてライト線のツーベースを許してしまってから自分の投球が出来なくなってしまった。154キロとスピード的には申し分ないんだけど、コースが高目の分、内川におっつけられた。川島に対しても、内川に対しても、そこそこ悪くないボールを放っているんだけど、相手の読みの範疇のボールを投げ、うまく対応されてしまったという印象だ。ベテランの味と褒めるしかあるまい。東妻はなんとかツーアウトに漕ぎつけたが、ここでもプロ16年目の大ベテラン明石が送り込まれ、甘いボールをしっかり叩かれた。
ホークス打線の強力さを「脇役」たちに思い知らされた一戦。「主役」のグラシアルも4回に勝ち越しの右中間ツーベースを放っていたが、これも理想的な右方向へのヘッドが遅れて出てくるバッティングで、種市の速いボールに逆らわずに打ち返していた。デスパの強烈な引っ張りスイングで震え上がった後に、グラシアル、内川といった右方向に打てる打者が控えている打線には息を抜けるところが無い。
マリーンズ打線もレアードに復調の兆しが見える3安打が飛び出した事は好材料。ここまでレアードの一発に幾度も救われてきた今シーズン、彼抜きの3位狙いはありえないと思っている。

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