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藤岡は「テニス打法」を続けるのか?

開幕以来、藤岡のバットの軌道につっこんで参りましたが、アマチュアからドラフトにかかる直前ぐらいのとある記事を発見し、自ら考えて「テニス」のように打っていることを知った。

注目! ドラフト/3 気になるあの選手 藤岡裕大(トヨタ自動車)(楊順行) – 個人 – Yahoo!ニュース

バッティングの感性が独特だ。セオリーどおり、上から下に最短距離でバットを振り、点でとらえるのではなく「テニスラケットのように振り、ボールの軌道にバットの芯を入れていく感じ。そのほうが、点ではなく線でとらえられるので、振り遅れてもカットできるじゃないですか。テニスでも、上から下に振ったらボールがネットを越えませんよね」

この記事の中で、このくだりを見つけ「やはり確信犯だったのか」と思った。
赤字にした、いわゆるインサイドアウトとは真逆の打法。バットをテニスラケットのように扱う打者としては、ホークスの今宮もそうじゃなかろうか?藤岡の指摘しているような「利点」もあるが、根本的に2番打者には向いてない「打ち方」だ。

今宮も昨年ぐらいまでは2番打者を任せられることが多かったが、今年は殆ど下位。率が上がらないという事もあるが、あの打法では「最低限ゴロを打ってほしい」という場面で打ち上げてしまうことが多いのではないだろうか?それで2番はムリということになって下位に回されてると(いや最近ではスタメンを外されているぐらいのようですが…)
藤岡の場合、左打者の特性が全く生かされていない。走者1塁や2塁の「進塁打」が求められる場面で「逆方向(左翼方面)」へ打ってしまって封殺されたり、打ち上げて走者が足止めを食らうケースが多い。ボールを長く見るため、ポイントが近く、四球を得やすいというメリットはあるものの、どうしても進塁させたいという場面では犠打に頼るしかない。幸いバントは得意のようなので、順調に犠打数は増えていってるが、チームとして攻撃のバリエーションを増やすためには「犠打or強打」どちらか判らないぐらいにしておきたいところだ。まあ今季は荻野がケガなくやれて1番に定着しているので、荻野の「盗塁アシスタント」として2番を左打者にしたいという気持ちは判るが…(先日私が「2番角中、4番アジャ」を推したのは、角中も左打者で盗塁アシストしやすいのと、2番に最強打者を据える最近のトレンドにもマッチしているので)

今宮が正念場を迎えているように、藤岡もこの打法を続けていては自分の「売り」を手放しているようにも感じられる。まあ藤岡は小坂以降では1番守備範囲が広く、小坂に近づける存在だとも思っているので、ショートのポジションに就いてほしいとは思うが。その小坂も小柄なクセに打球を打ち上げ、打撃コーチのいう事を聞かない頑固なところがありましたが(笑)
メジャーでフライボールレボリューションがもてはやされているけど、実は「低打率バッター」を量産しているという裏事情も聞く。アッパーカット打法が増えてくれば投手側もそれに対応して高目をうまく使う攻め方が増えてくると思うよ。ああいう打ち方してくれると高目が有効。日本のコントロールが良くて、ボールにも力がある投手が高目を使いだしてきていると思うので、この「革命」は一過性で終わると見ている。これに類する話は他にも言いたいことが沢山あるので、おいおい語っていきたい。

 

 

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