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一番いい投球を見せた松永が敗戦投手

6回裏のリクエスト場面。この判定が大きかったかな…あれが覆っているとマリーンズに勝機もあったように思うのだが。

9/7 メットライフドーム ロッテ 4ー10西武  視聴方法: テレ玉 

5回終了時点で4-1とマリーンズ3点リード。平沢が菊池雄星から2ランを放ち3点差に広げた時はマリーンズの一方的ペースに見えたが、先発二木の球が走らず、なんとなく抑えていたけど、5回で既に90球近く投げているところに懸念材料があった…

攻撃もどこかチグハグであった。2回先制の後なおもチャンスがあったところを田村が併殺打。これは仕方ないにしても、4回5回といずれも無死からの四球で相手から出塁を「もらっている」のに、その走者を2塁に送れず暗雲が立ち込めていた。好投手菊池雄星相手に妙に強気な攻撃を見せるなと思っていたが、昨日の菊池は調子が悪いと見て、あえて強行していたのかな?これらベンチワークのミス(?)を救ったのが大河の2ランだったので、「今日は行けるかも?」とも思った。

しかし中終盤以降は一方的ライオンズペースの試合に。6回裏先頭で安打出塁していた源田が、3点差のところからスチールを仕掛けて、これをセーフにしてしまったことが「運の尽き」だった。ふつう、3点ビハインドで虎の子の走者を走らせるか?源田もリクエスト審議中は2塁ベース上に正座して反省しているようなポーズを見せていた(笑)。まあまあベンチから「走るな」と、しっかり釘をさしておかないのも悪いんだろう。でも西武のベンチワークのミス(?)の方は救われる。盗塁王を争う奨吾がマリーンズベンチにリクエスト要求するような仕草を見せていたので、やっぱりタイトルが欲しいんだろうな…と思った。様々な思惑が重なる2塁ベース上の攻防は源田のスライディング技術が勝っていたようで、これで盗塁数もリーグ単独トップに。この時TV画面の脇の方で唐川がブルペンで投球練習をしている姿が映ったので、嫌~な予感はしていたよ(笑)

二木の後を継いだ投手たち。6回裏1死から唐川、7回松永、8回岩下と高野だったけど、今現在の中継ぎの「序列」がどのようになっているのか再び判らなくなるような起用法だった。唐川、高野はビハインド要員かと思っていたんだけど、6回2点差リードで走者を抱えている場面で唐川にマウンドを託すとは思わなかった。森に四球を与え1死満塁と火に油を注ぎ、続く栗山に3塁線を破られそうなライナーを放ち「やられた!」と思ったら、これは大地がスーパーファインセーブ。これで乗り切れそうかとも思ったんだが、メヒアにカウントを悪くして結局センター前に運ばれた。カーブとカットボール、外一辺倒で、この局面を球威で乗り切れないのはツラい。ほぼほぼ内側と速いボールを捨てて待てるので、最後はメヒアが外側のボールを踏み込んでセンター前に運べる要素に満ち溢れていた。
救援陣の不調が目立つゲームとなってしまったが、結果的に敗戦投手になった松永はいいボールを放っていた。先頭の金子にハードラックなツーベースで出塁を許すも、1番秋山、2番源田といったところを三振、力のないショートライナーに打ち取れた。左打者相手には「攻めてる」と感じられる投球をしていた。特に秋山に強いのは驚異的だと思う。今年も4-0で3三振と盤石。あの秋山が松永相手だと全くタイミングが合っていないことが凄い。
松永は右左別の対戦被打率が今年は右の方を抑えているので、そのまま続投となったんだろうけど、浅村・山川クラスは「別」と考えて、益田(または岩下)を投入してもいい場面にも感じられた。ただ益田も浅村・山川それぞれに1本づつ本塁打を打たれているので、ベンチにあまり抑えるイメージがわかなかったのかもしれない。いずれにせよ継投の順番が全く判らなかった。試合展開を見て7回裏に(1,2番が左な)上位に回ることが確定した段階で「7回は松永」と決めたのかもしれないが、先週までは「7回岩下-8回松永(益田)-9回内」という方程式だった筈。この辺が流動的だとピッチャー側も落ち着かない。

ベンチもライオンズ相手には匙を投げてしまったようなゲームにも映った。西武とは残り5ゲーム。全部勝ってもカード負け越し決定だが、少しは意地を、リーグを面白くするぐらいの頑張りは見せてほしい。

 

 

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