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藤平の前にウッ・ヒッ・ヒーで対楽天戦3連敗

9/17 ZOZOマリン ロッテ 2ー7 楽天  視聴方法:RakutenTV パ・リーグSpecial 

FAで移籍した投手同士の投げ合いだった前日から一転、高卒2年目右腕同士の投げ合いになった。

藤平の投球で驚かされたのは初回だった。平沢にお得意の四球を選ばれた後、走者を気にしながら3番中村奨吾に向かっていかなけらばならない場面で、1球目長く持って走者の動きを警戒している感を出しながら、2球目は打者も準備に入るか入らないかのうちに投じやがった。コースはほぼほぼど真ん中。ど真ん中だっただけに慌てて手を出した奨吾の打球は力ないセンターフライに…昨日の藤平の投球で特に目を引いたのが、走者を気にするようでいて、実は打者のタイミングを外すために効果的にクイックを挟み込んでいたことだった。無走者時もたまにクイックしていた。「たまに」というのがキーポイントで、「ここぞ」の場面で繰り出していた。
「なんて、小癪なことをするんだ…」
と思いながらも、そのピッチングの巧さに舌を巻かざるをえない。入りたての頃の久保が1球1球モーション替えて、巨人の阿部に
「毎回なんか(足で)やってる」
と呆れられていたことを思い出したが、藤平はまだ19歳。松坂世代最後の大物(大卒社会人経由)とは訳が違う。
また序盤は球速抑え気味で、終盤に余力を残していた事にも驚かされた。ボールは甘いコースが多かったんだけどね…その辺のテクニックにやられた印象。

対して種市は2回こそ味方の失策絡みの失点だったけど、4回に2ランで2点、6回に2点を加点され、都合6失点の自責点4という内容となった。今回は初先発の柿沼とコンビを組んだが、殆ど真っすぐとフォークの組み合わせで、スライダーを入り球に使っている程度。私は最初に見た時、スライダーのキレこそがこの投手の持ち味だと思ったので、案外使わないので「もったいないな」と思いながら見ている。内田にもそんな攻め方でやられたが、6回のピンチの際に柿沼のサインに何度か首を振って投じたボールはスライダーだった。フォークがワンバンして後逸されるのが恐かったからかもしれないが、とにかく勝負球としてこのボールが使えるように組み立ててほしい。また藤平が後半余力を残していたのと対照的に、種市はだんだんと球速が落ちていった。序盤からピンチが多かったので仕方ないっちゃ仕方ないことなんだが、先発で生きていく以上はこの辺を課題と捉えて頑張ってもらいたい。

打線は藤平の前に3安打に抑え込まれた。特筆すべきことは
27アウト中7個が「右飛」
特に序盤の9アウト中5個がライトフライだったので、ビビった。前述の奨吾のセンターフライもライト寄りだったので、印象としてはもっと多かった。
ウヒヒ、右飛ヒ、ウッ・ヒッ・ヒー
藤平のクイックに立ち遅れた結果の打球方向だったのか?
3安打中2安打の岡はレフト方向への本塁打とツーベースだった。こちらは荻野ばりに引っ張りの権化。あんまり流す意識は無さそう。
結局、福浦に3打席しか回さない連中。フクメーターは止まったまま。マリン開催ゲーム中に達成できるのか?暗雲が立ち込めてきた。
反対に田中スーパーKには5打席目を与え、規定打席到達へのアシストは万全。更に高野がど真ん中に投げ込みやがり、18号を配給。藤岡新人王デスメーターの方は激しく回り続ける3連戦となりました。むしろ千葉出身の投手、更には「習志野高校出身」の捕手のバッテリーが点差もついたんだし、空気読んで(福浦に対して)ど真ん中に投げろよ!(笑)

平沢2四球はいいんだが、また牽制死かよ…

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