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次の1点どっちが取る?金はマリーンズ、土はイーグルス

5/18 ZOZOマリン ロッテ 4ー6 楽天  視聴方法:RakutenTV パ・リーグSpecial 

金曜のゲームは6回ぐらいより、土曜のゲームは終盤8回から視聴。
GG佐藤って「兼業」解説者なのに、並の本業の方々よりちゃんと野球を見てきている人だと確信しました。特に西野の栄枯盛衰を時系列でしっかり抑えた上で、「ストライクゾーンで勝負してもらいたい」と提言するあたり、選手の苦しみも理解しつつ的を得たアドバイスになっていたと思います。
金曜のゲームは2-0というスコアが序盤から動かず、「次の1点」がどちらに入るかで大きく試合の流れがそちらに傾くことが、やっている人も見ている人も判るようなゲームでした。(その部分はダイジェストでしか見れていないのですが)荻野が失点を防いだプレーが大きかったですね。立ち直った美馬を攻めあぐねておりましたが、7回裏に2死からの8番9番の連打を荻野が四球で繋ぎ、大地が仕留めました。江村がしぶとく今季初安打をライト前へ運んだことにより、思わぬチャンスが転がり込み、モノにすることが出来ました。美馬はこの回もそこそこいいボールを放っており、江村がヒットでつないだり、大地のグランドスラムが出るなんて夢にも思わなった場面(失礼)です。マリーンズ各打者の集中力を褒めるしかないでしょう。(それ以上に的確な指示が打者陣に出ているような気も…データ運用がうまくいきだしているような気もしました)
GGはこの後に出て来た敗戦処理西宮が3四球を出す事にも同情を示し、更に西宮がケガから復帰して強い思いを持ってマウンドに上がってる話もしておりました。所属経験の無いイーグルスの投手の最近の「個人的事情」まで抑えている訳ですから、その解説には説得力があります。「本業」の解説者でもそこまでフォロー出来ている人は少ないのでは?

逆に土曜のゲームは先制したマリーンズが追加点を入れられないまま、序盤の4点差リードを守れず、「逆転の楽天」に名を成さしてしまいました。浅村なんかは天才なんでしょう。天才としか言いようがありません…。

2球目3球目のド甘い変化球に空振りしているのに、2-2からの6球目の、ストライクからボールになるカーブを仕留めるのですから…このところ調子を落とし気味の唐川は軸となるカット系のボールの制球が今一つなのか、このボールで打者の芯を外して…という思惑通りの投球が出来ておりません。フォークは全般的に甘いゾーンに行ってるので、打者側が見極め安い状況です。早いカウントのカウント球を見逃しても「なんとかなる」という打者心理が、カット系のボールを引っ掛けずにすんでいる要因でしょう。早打ちを誘う「シンを外す投球」が「8回」という難しいイニングで出来ていたことが、唐川の今季の存在理由でした。この回を少ない球数で乗り切れれば、否が応でもチームはリズムに乗れます。

逆転された後すぐさま同点に追いつくチャンスがあったんですが、相手のセットアッパー・宋家豪に凌がれました。打者5人に対して22球を要しておりましたが、真っすぐは4、5球、あとスライダーを1球見せていたかな?それ以外は全部チェンジアップでした。追い込んだ後、嶋の出したサインに首を振ってまでチェンジアップを選択しておりました。
2死1,3塁で清田に回ってきて、初球からそのチェンジアップを振りに行ったときは、
「あ、宋が首を振ってまでチェンジアップにこだわってることがしっかりインプットされているな!」
と期待を持って見守っていたんですが、1-2からの抜けたチェンジアップに手が出ず、あえなく見逃し三振…抜けてボール球に見えたんでしょうが、これもチェンジアップ偏向という読みが入っているのであれば、カットに行くなどの対処も出来たかもしれません。なので清田がそこまで狙い球を絞って打席に入っていたかは、この見逃しで判らなくなりました。
イーグルスは次に投げた松井もチェンジアップが代名詞の投手ですが、真っすぐばかり投げてましたね今日は。宋とは対照的に…。共に150超の真っすぐを持っているからこそ、チェンジアップが有効なピッチャーです。どっちもマークすると「二兎を追う者は一兎をも得ず」の典型になってしまいます。この辺に対してどう対処していくのか?今後見守っていきたいと思うテーマですね。

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