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札幌ドーム1年間全敗にリーチをかける零封負け

7/20 札幌ドーム ロッテ 0ー4 日本ハム  視聴方法:RakutenTV パ・リーグSpecial 

前回登板の時も書いたが、私は佐々木千隼という投手の何がいいのかよく判っていない。サイド気味なので、特有の横の角度、スライダーの曲がり幅、決め球シンカーをカウント球勝負球いずれにも使えるところ…こんなところですかね?
4回に一気に崩れたように見えるが、3回までも危ないボールのオンパレードで、なんでこれで打たれないのかが逆に不思議に思える位だった。球速がなく、ボールは高目から真ん中に集まってくるアバウトなコントロール。横から入ってくるので、打者から見ると角度を感じるボールなんだろうか?とにかく高目にボールが行くことが多い。シンカーを活かすために意識的に高目を「見せて」いるのか?でも、そんな感じにも見えない投球内容なんだよね…
4回は渡邉のタイムリー、石井の犠牲フライぐらいまでは、流れの中で仕方がない失点にも思える部分があったけど(そうは言っても4番の中田には抜けたボールを打ち損じてもらって助かった)、その後の下位打線3連打は酷かった。宇佐見には技ありのレフト前を打たれた格好だが、これもシンカーが高目に行ってなければヒットコースに飛ばすのは容易では無かっただろう。続くおにぎりに対しては「打って下さい」と言わんばかりのど真ん中。極めつけは絶賛32打席連続ノーヒット状態の清宮にタイムリーを許したことだ。これも高目のシンカー。彼を長い眠りから醒まさせてしまった事は、今季札幌ドーム最終戦となる本日のゲームにも影響を残しそうだ。

一方マリーンズ打線は打順組み換えの効果も全く出ず、4人の継投の前に散発の5安打、零封負けを食らう。浦野のような真っすぐとカーブ・フォークの、それこそ「高低」を使ってくる投手相手には逆方向への意識が欲しい。三木のような常に右打ちしているバッターは相性がいい。浦野相手に6回2安打、その2本とも9番の三木では、まさに為す術ナシ。浦野や井口のように上背が無いんだけど、リリースポイントを高くしてくるピッチャーは高低の攻めも活きてくると思うんだけど、佐々木のような横手はもうちょっと横の揺さぶりを磨くべきだと思う。札幌ドームはメジャーに近い硬く傾斜のきついマウンドなので、この高低を使えるピッチャーに有利なスタジアムとも言える。エース格の有原もそういうタイプだしね。他の球場も徐々にメジャー仕様のマウンドに組み替えてきているし、ますますピッチャーのステップ幅は縮まっていく傾向が強くなるんじゃないかな?

とりたて試合の中で特筆すべきこともないゲームになってしまったが、6回裏にゲームが止まった。先頭好調の渡邉がヒットで出塁し、続く石井が送りバントで送ろうとしたんだけど、これが捕手の守備範囲の小フライになったので、田村が機転を利かしてワンバウンドさせてから捕球し、ダブルプレー狙いに出た。1塁走者渡邉はフライになるのを見て、田村が1塁へ送球する前に帰塁を果たしていたが、そもそもフライじゃないのだから2塁へ走っていかなければならない場面なのに1塁に居座った。渡邉がベースについていたのを確認したベースカバーに入っていた奨吾は、ベースタッチせず、先ず渡邉にタッチした後に改めてベースを踏んだ。当たり前の手順で、ここを称賛する意味が全く判らない。つーか、これ単なる渡邉のボーンヘッドでしょ!?まあ確かに田村は機転を効かした好判断だと思うけど、そっから先は渡邉が走ってなかったから、ああなっただけ。普通あのプレーが起きた時は1塁走者はそれ(捕手がわざとフライを捕球しない)を見て再度踵を返して2塁へ向かうので、2-6-4となり、1塁が間に合うかどうかという形になるんだけど、渡邉のボーンヘッドでマリーンズが「ごっつあんゲッツー」を頂いただけの場面だ。普通のゲッツーを取る時、たまたま1塁走者がゴロを処理した二塁手の近くを走ってれば二塁手はタッチしてから1塁へ放るよね?それと一緒。

5割復帰からの4連敗はさすがにこたえる。今年1年札幌で勝てないまま終えるのかどうか?久々先発の種市の右腕に全てが掛かる。相手は堀か…ファイターズの場合、ガチ先発なのかショートスターターなのか判らないところが辛い。浦野も堀もつい先日までは勝利の方程式に組み込まれていたピッチャーだよね!?

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