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種市の剛腕で甦るチャンの蛮行の記憶

前日に引き続き昨日の試合も未見。ダイジェストのみ視聴。
前回登板も7イニング放って無失点、23イニングで連続奪三振の方は止まったものの、馬力で6勝目を手に入れていた。今回も7回を投げ2失点だから、内容的には文句のつけようがないところ。三振を奪うタイプのピッチャーだから球数を要するのも致し方ないところ。人が100で降りるところを120投げればいいんじゃないだろうか。100を目安にするメジャー流の考え方は、中6日の日本ではそぐわない。中6日で先発投手を100前後で替えてたら、それこそ中継ぎがみんな死ぬって。中4のアメリカだから許される球数制限だと思う。種市クラスの馬力がある投手なら、6回100球程度で降板する訳にはいかないでしょう。

本人、木村への被弾を相当悔いているようだが、右打者へのスライダー偏重が原因で狙われていたと的確に分析できているみたいだし、それが判っているなら問題ない。右にはスライダー、左にはフォークと使い分ける投手が多いんだから、なにもそれは種市だけの問題ではないだろう。むしろ配球より、たとえその場面で相手に読まれていたとしても、まともに打ち返せないようなボールを投げれる精度を求めたい。それが出来る投手だと思っている。そういう負け惜しみはKOZAIKUに走って配球に頼らなければならない投手達に任せればいい事。
それにしても23イニング連続奪三振が止まった次の試合でも7回を毎回の12K奪える剛腕は魅力的だ。現在はサファテが43というとんでもない数字を残しているようだが、この記録でチャン・ズージャ(張誌家)の事をちょっと思い出しました。デビュー年に28イニング連続をマークして、それまでの金字塔だった江夏・木田の23を抜いたことは衝撃だった。奪三振はそれこそ金田、江夏、木田、川口、石井一等々…力のある左腕の独占分野かと思っていたので、台湾から来た若者右腕にあっさり塗り替えられた事にビックリした。でも確かこの記録を28で止めたのがマリーンズ。マリーンズはチャンに結構苦汁を舐めさせていて、早い回にKOして、怒ったチャンが降板時に持っていたボールを思いきりスタンドに投げ込むという「お前審判に向かって投げるガルベスよりヒデぇ~な、よりによってお客さんに向かって投げるのかよ!」といった小事件も起こさせていたし、伝説の最終戦3連発(ベニー・フランコ・スンヨプ)もチャンから打ったものだった。
種市はそのチャンに抜かれる前の金字塔2人の23イニング連続に肩を並べて、「日本人最多」という但し書き付の奪三振記録となった。でも、日本人最多の殻を抜けて、それこそ日本最高記録を作ってくれそうな期待感もある。まあリリーフだけで43積み上げたサファテの数字は難しそうだが…リリーフの場合、1イニング全力投球出来るので奪三振率を高くすることは可能だけど、先発は適度に抜いていかないと長いイニング投げられない側面もある。でも種市の馬力は、現在の「いかに球数を少なくするのか」野球の中でも、「そんなチマチマした事言うなよ」って嘲笑える魅力がある。
ええ1試合208球で完投したり、30超えても延長14回を1人で放っていた左腕が大好きだった俺的にも、種市は大注目の投手です。

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ま、でも連続イニング奪三振の記録は、今後「先発投手部門」「リリーフ投手部門」で仕分ける時が来ているような気もする…

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