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たとえレアードがマリンの本塁打記録を塗り替えたとしても

4/16 ZOZOマリン ロッテ 6ー0 ソフトバンク  視聴方法: 千葉テレビ 

昨日の試合は序盤クッキングしながらの視聴。フライパンの前に移動するとTVが見えなくなるという環境下でも、3回裏のチャンスには手が止まり1球1球に集中してしまいました。
「お、東浜、エイ、ヤーで来たな」
中村奨吾に対して苦し紛れの真っすぐを使ってきたあたりから、得点の匂いがプンプン漂ってきます。料理の匂いよりこちらの方が強いんだから、そりゃ当然鼻先もそちらに移動して参ります。

4球目苦し紛れの真っすぐで平衡カウントに持ち込んだものの、5球目をファールされ、6球目の決め球結構いいコースに逃げていくスライダーを奨吾が見送ると、「こりゃ高確率で奨吾が勝つな。四球濃厚か?」と予測できるものがありました。この粘りが4番5番のホームランに繋がることが結構ある2019年のマリーンズです。
続く角中にもツーシームシンカーを意図したところに投げられず、3-1からのエイ、ヤーが大きく高目に外れ、きな臭い匂いが充満しはじめました。
サトが「ストレートに自信を持って投げられていない」と指摘します。キャッチャーから思いきって腕を振って来い!と鼓舞されても、自信がなければ枠にボールが行きません。そんな苦しい状況下で迎えるのがレアード。ここで実況小笠原聖が「レアードはマリーンズに移ってからソロ、2ラン、3ランは放っておりますが、満塁ホームランはまだなので、ここは期待したいところです」といった状況に即した的確なデータを入れてきます。1、2球目ボールになった時、「ここで狙ってくるだろ、スシボーイなら?ホームランもあるぞ」と思ったら、本当に左中間スタンドにボールが消えていきキッチンで私も興奮しました。

次の大事なイニングの4回表を3人で涌井がキッチリ抑えると、なんとそれ以降9回まで「3人斬り」を続けてくれるじゃないですか!こちらは追い込んでからの真っすぐで見逃し三振を取りまくる、東浜とは対照的な投球内容になりました。投手に(マリンでは)有利な向かい風状態だったので自信を持って投げ込めた背景があったんでしょうが、それにしても強打を誇るホークス打線にバットも出させないボールを投げ続けていた訳ですから圧巻の投球でした。なんでしょう、追い込まれたらほぼ変化球が来る、というような待ち方だったんでしょうか。であるなら田村の洞察力も褒めねばなりませんね。

ただ中終盤の攻撃は角中のソロ1本のみの加点に終わり、その点をサトが「この後ホームランだけでなく、タイムリーで点が取れると、もっと打線も波に乗って行ける」的な解説をしておりました。この点に関しては「どうでもいい」と思っております。たとえばレアードのグランドスラムがもうちょっと弾道が低く、フェンス直撃だったとしたら「タイムリー」になっていたでしょう。つまりホームランかタイムリーを分かつのは「結果的」な部分もあり、2ラン以上の得点のケースは「むしろいいんじゃね?」な訳ですから、このところホームランでしか点が取れない…という指摘が出る巡り合わせの場合はその内容を精査しないといけないと思っております。「タイムリーが出た方が…」っていう類の迷信を安易に口にすることは、私個人的には好きではありません。
サトは相変わらず暴走しており、「今だったらパワハラで訴えられてますね、ワッハッハ」と現役時代「まさに暴君」だったことをカミングアウトしておりました(笑)
小笠原が過去にマリンで本塁打が多かったランキングにサトが5位に入ってることを教えておりました。ちなみにシーズン1位は、やはり99年のフランク・ボーリックの18本。レアードが今年破ってしまう可能性が高そうですが、ホームランラグーン前と後で別建で記録にしてほしいところですね。メジャーでマグワイアが70本塁打打ってロジャー・マリスの61本を抜くまで、公式記録なのにベーブ・ルースの60本もマリスの61本と並んで最多本塁打として認められておりました。154試合制時代と162試合制時代では比較できない、とかいう理由で。はっきり言って他の項目ではそんな優遇はなかった訳ですから、いかにアメリカ人たちがベーブ・ルースを特別視していたのか判ります。数字が全て的な奴らかと思ったら案外情緒的ですよね(笑)我々オールド・ファンにとってはボーリックは「神」な訳ですから、ルースのような特例を設けましょう!

でもレアードも見事ですね。連続四球の後、自らのカウントも2-0になり、明らかに相手投手が制球を乱している状態の時でも、甘いボールに対して思い切りよく振っていき正確に捉えました。結果が出ると「そのカウントから振るなんて、勿体なさすぎる」といった苦言も聞こえてこなくなります。何度も言いますが、「プロ野球選手は打ってナンボ、率を残してナンボ」。カウント・状況なんか考慮せずに、振っていくことが大事です。甘いボールに手を出せないようではプロ野球選手は務まりません。そのうちウニ・大トロにも手が出なくなっていってしまうことでしょう。(相手のポジショニングで)ヒットコースを消され続けている角中が打球を上げ始めているのも「新たなヒットコースはラグーンにあり」と見定めたのかもしれませんよ!

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  1. タイムリーがでたほうがと、追い込まれる前にしとめるという考え方に賛成します。

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